ファン・ジョンミン９年ぶりのタッグ！『ベテラン凶悪犯罪捜査班』記者会見＆ジャパンプレミア

2025/04/082025/04/09

映画『ベテラン凶悪犯罪捜査班』緊急来日記者会見＆ジャパンプレミアが行われ、主演を務めたファン・ジョンミン、チョン・ヘイン、リュ・スンワン監督が登壇した（2025年4月3日　新宿ピカデリー）

本作は2015年に公開され韓国で1340万人を動員し大ヒットした痛快アクション『ベテラン』の第二弾となる。韓国を代表するヒットメーカーで『密輸 1970』や『モガディシュ脱出までの14日間』などを手掛けたリュ・スンワン監督、『ソウルの春』『ナルコの神』など話題作に出演し韓国映画を代表する俳優と名高いファン・ジョンミンが満を持し9年の時を経てベテラン刑事ソ・ドチョル役で再び主演、前作以上にキレのある激しいアクションを披露する。さらに新たに凶悪犯罪捜査班に加わる新人刑事、パク・ソヌ役に『ソウルの春』『D.P．‐脱走兵追跡官‐』で人気の俳優チョン・ヘインがW主演し最強タッグを組み、前作以上にパワーアップして帰ってきた。

ベテラン刑事ソ・ドチョルと凶悪犯罪捜査班の刑事たち。法では裁かれなかった悪人が連続して殺された。不条理な司法制度に憤っていた世論は、私刑を下す犯人を善と悪を裁く伝説上の生き物”ヘチ”と呼び、正義のヒーローともてはやすようになる。ドチョルに心酔する新人刑事パク・ソヌが加わり事件は解決に近づくかのように見えたのだが…

MC　第二弾も韓国で大ヒットとなりまして、第一弾に続く大ヒットとなりました。９年ぶりの監督とファン・ジョンミンさんとのタッグ、多くの方が期待されていたと思います・改めてお仕事されていかがでしたでしょうか？それともう一つなのですがファン・ジョンミンさん扮しますソ・ドチョル、その捜査班に新たにチョン・ヘインさん扮しますパク・ソヌが加わりました。お二人の息の合ったコンビが映画の中でも素晴らしく私たち、楽しませていただきましたけどそれぞれのお互いの共演での印象を伺っていけたらなと思います。

監督　私はベテラン１の時に大成功をおさめることができました。それはもう予想以上の事だったので当然のことながら今回の作品の主人公はファン・ジョンミンさんを迎えて作品を作ろうと思っていました。しかしベテラン１よりも更に良い作品を作らなくてはいけないというプレッシャーがありましたので着手するまでに少し時間がかかってしまいました。

ファン・ジョンミン　ベテラン１が終わった後、ベテラン２を一緒に撮らないと、という話をずっとしていたんですけれど、でもベテラン１を超えるようなもっと良い作品を作るためには観客の皆さんにさらに映画の世界に没入してもらえるような理解していただけるような良い作品を作るために、監督がかなり悩まれていて、そのために時間もかかってしまったのかと思います。でも監督と私はその後も他の作品でご一緒していましたので、今回また久しぶりに息を合わせる中でもやりずらさがあったりということももちろんなかったですし、久しぶりでなんかどこかぎこちないな、という感覚も全くありませんでした。

チョン・ヘイン　作品に入る前から、前作のベテラン１が多くの方に愛された作品でしたのでとても緊張していました。しかしファン・ジョンミン先輩のおかげで早く現場に溶け込むことができたと思います。そして作品に対してプレッシャーを感じることもなく演技だけに集中できるように助けていただきましたので心から感謝しています。

MC　ファン・ジョンミンさんはそんな新たな仲間であるチョン・ヘインさんと一緒にお仕事して、呼吸を合わせてみていかがでしたでしょうか？

ファン・ジョンミン　チューはしていなくて良かったなと思います。まずはヘインさんがこの作品に参加されるということを監督から聞いた時、両腕を高く掲げて拍手をした記憶があります。本当に良かったなと思いました。その理由はベテラン1が韓国で大成功した作品ということでその作品が持つエネルギーがある中、ベテラン２という新しい役割でそこに参加するというのは俳優にとってかなり大きな勇気が必要だったと思います。私たちは少し気楽にベテラン２に参加できる気持ちがあると思いますが、新しく参加する俳優にとってはやりずらさもあるだろうし、大変なプレッシャーもあったと思います。今回映画をご覧いただければ分かると思うんですがそんな負担を乗り越えて余りある非常に見事な演技をされていらっしゃるので私は心からの拍手を送りたいと思います。

記者会見の後半、記者から「あなたが考える理想のベテランとは？」という質問が投げかけられ、チョン・ヘインは「各自の居場所の立ち位置で自分の仕事を一生懸命頑張って、人にとって鏡になるような人、そして他の人を助けられるような人」と回答。ファン・ジョンミンは「その話僕が言おうと思っていたんですよ。先に言われてしまいましたね」とふざけて会場を和ませていた。

取材　福井原さとみ

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