志尊淳、ムロツヨシが天使に見えた。『疾風ロンド』初日舞台挨拶

2016/11/262021/02/14

原作・東野圭吾の笑撃サスペンス！『疾風ロンド』が公開を迎え、初日舞台挨拶に阿部寛、大倉忠義（関ジャニ∞）、大島優子、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督が登壇した。(2016年11月26日　丸の内TOEI)

阿部寛　いよいよ今日から公開ということで。今年の春に撮影してあっという間に公開ですけど、これから皆さんに観ていただけることが楽しみです。
大倉忠義　この映画の中で、振り向くショットをいっぱい使っていただき、番宣でさんざん振り向いてきた結果、このように初日を迎えられて嬉しく思います（笑）
大島優子　初日を迎えることができて嬉しく思います。この作品の中で観ていただきたいのは、スキー、スノーボードのアクションシーンが、映画館というよりも体験して滑っているような感覚でスリルがあるので、ぜひとも味わっていただきたいなと思います。
ムロツヨシ　映画の話をしたいんですけど、どうしても気になる事がありまして。大島さん（服が）透けているんですけどアリなんですよね？すごいセクシーなんですけど。
大島　こういうのなんです。喋ってても（ムロの）目線が下に行くんですよ。こういうスタイルなんです（笑）
濱田龍臣　本当にすごく楽しい映画になっていると思うので、楽しんでいただけたらなと思います。
志尊淳　やっと無事に初日を迎える事ができ、皆さまの前に立てることを幸せに思っております。
吉田照幸監督　映画は作って半分、観ていただいて初めて完成すると、伊丹十三さんも言われていました。

MC　舞台挨拶の様子は、全国209カ所で中継をおこなっております。どんなお気持ちですか？
阿部　東野圭吾さんのサスペンスですが、コミカルなので用心してほしいと思います。野沢温泉スキー場で街の方たちの協力もと、素晴らしい作品が出来ましたし、スキー場に行った気分になると思うので、観て欲しいです。
大倉　全国209カ所……。周りの2、3人の方に宣伝していただけるとすぐに大ヒットなので、すぐに言っていただきたいなと思います（笑）
大島　満員御礼、ありがとうございます！

MC　今だからこそ言える、裏話や撮影エピソードを教えてください。
阿部　監督がアドリブが好きなようで、カットをかけてくれないことがあって。雪穴に落ちるシーンで、カットがかからずで。大倉君と1分間くらい「どっちがどうする？」という無言の会話があって。そういうのが多くて大変でした。
大島　エキストラが地元の方なので、すごくスキーが上手なんです。それに対して大倉さんが「みなさんお願いがあるんですけど、下手に滑ってくれませんか」と撮影前に大声で叫んでいました。（笑）
大倉　（パトロール隊員役なのに）皆さんより上手く滑れないので、「映画ってみんなで作るもんですよね」とお願いしました（笑）
志尊　共演者の方々と一緒にご飯に行きました。ムロさんが連れて行ってくれて。
ムロ　一番年下だから、緊張していたのをすごく覚えてます。打ち解けるまで１時間半は必要だった。
志尊　そんなにかかりましたか（笑）ムロさんに初めてお会いした時に「志尊くん、今日僕と飲みに行ってくれる？」と言ってくださって。一瞬、天使に見えました。ムロさんが。
ムロ　いい先輩だよねー、さりげなかったよね。天使だよ（笑）

MC　ゴ―プロというカメラを使っての臨場感あふれるシーンがすごいのですが、体験されていかがでしたか？
大島　今まで観ることのない映像なので、4Dで観てみたいですよね。
ムロ　代役の方が、僕と同じスキーウェアを着ていつも同時に動くので、同じウェアの2人がリフトに乗っていたら、外人さんに「ナイス！ゲイ！」って言われました。僕が前向きで滑っているのを、その方は後ろ向きのままゴ―プロで撮っていたのですが、同じ服を着てカメラで撮り合ってるので、すごいカップルに見えるらしく (笑)

MC　『疾風ロンド』を一緒に観るなら、誰と観ますか？
阿部　僕は監督と一緒に。「これはどういうことですか？」と聞きながら、解説してもらいたいですね。
大倉　志尊くんですかね。なんか（周囲が）ざわつきそうじゃないですか。
大島　阿部さんと観に行きたいですね。大きなスクリーンで自分のお芝居を見て、どういう反応をして隣にいるんだろうと気になります。
ムロ　だいたい、映画を観る時は（大島）優子と一緒なので（笑）僕は、大倉君ですね。撮影終わったあともすぐに飲み屋に行っていたので、たぶん映画を観に行っても、そのあと飲み屋なので。感想言いながら飲みたい。
濱田　僕も監督ですね。もっと勉強しなきゃいけないので、アドバイスをいただきたいです。
志尊　僕はムロさんですね。色々とツッコミを入れて欲しくて、それを笑いながら観たいです。楽しそうなので。