草野康太、役者生命かけた初日『貌斬り KAOKIRI』初日舞台挨拶
日本映画史上最強のスキャンダル、長谷川一夫の顔斬り事件をモチーフにした『貌斬り KAOKIRI〜戯曲「スタニスラスキー探偵団」より〜』の初日舞台挨拶が行われ、草野康太、山田キヌヲ、木下ほうか、和田光沙、金子鈴幸、向山智成、森谷勇太、森川千有、南久松真奈、日里麻美、嶋崎靖、佐藤みゆき、畑中葉子、細野辰興監督が登壇した。(2016年12月3日 新宿K’s cinema)
草野康太 初日の初回にお越しいただきありがとうございました。この初回が満席にならなかったら、役者をやめようかと思っていました。役者をやめずに済んで本当に良かったです。舞台の時の初日に、細野監督が「俳優にとって初日は晴れの日だから、緊張するんじゃなくて集中するんだ」と言ってもらった言葉を思い出しました。今日、本当に晴れの日を迎えられたなって思いました。
山田キヌヲ この「スタニスラスキー探偵団」の舞台の時は立ち見や満席になることもありますが、ここは映画館ということで立ち見ができず、毎回定員がありますが、公開千秋楽に向けて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
木下ほうか こんな立派な劇場で公開できるとは夢にも思っていませんでした。作る時はそういう予定も決まっていませんでしたしね。好き嫌いはありますでしょうが、どうぞお楽しみくださいませ。
佐藤みゆき 舞台と映画が交錯する作品ですが、いい意味で血のようなものが感じられる作品になっています。
和田光沙 舞台を見ていない方もいらっしゃると思うんですけど、映画と舞台の2倍楽しんでいただけると思います。
畑中葉子 細野監督からオファーがありまして「私はちょっと出て光るタイプなので、ちょっとの出番にしてください」と言ったら本当にちょっとで(笑)見逃さないようにしてください。
金子鈴幸 K’s cinemaさんは高校の時からよく利用していたので、自分の姿が映るとなるとちょっと緊張します。
日里麻美 みなさんの熱量に影響されて、私の役者としての考え方が変わった映画になりました。
向山智成 ご来場ありがとうございます。最後まで楽しんでください。
森谷勇太 舞台の中で一生懸命走っているのが僕ですので、観ていただけたら嬉しいです。
嶋崎靖 私のところには絶賛の声しか届いておりませんので、忌憚のない意見を聞かせていただければと思います。
森川千有 観終わったあとに何かが残るような作品だと思いますので、ぜひ存分に楽しんでいただければと思います。
南久松真奈 熱量の詰まった映画なので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
細野辰興監督 これから半年かけて全国を回っていきますので、お知り合いの方に観終わった感想を伝えていただければと思います。完成してから1年半くらい経ってやっと公開にたどり着きました。自分で言うのもおかしいですが、滅多に観られない映画のひとつに入るのかもしれません。存分にお楽しみください。
取材・スチール撮影 南野こずえ
映画『貌斬り KAOKIRI』12月3日より新宿K’s cinemaほか全国順次公開
出演: 草野康太、山田キヌヲ他 撮影:道川昭如
監督: 細野辰興 配給:マコトヤ