ほっこり松田龍平お誕生日会『モヒカン故郷に帰る』トークイベント

2016/05/082021/02/14

現在大ヒット公開中の愛すべき家族が繰り広げる究極のホーム映画『モヒカン故郷に帰る』が、＜第18回イタリア・ウディネファーイースト映画祭＞にてブラック･ドラゴン賞とブロンズ･マルベリー賞の2冠を達成！主演の松田龍平、前田敦子、沖田監督が登場し、ほっこりお祝いトークイベントが行われました。(2016年5月8日テアトル新宿) (こちらもチェック→I Love You…OK！『モヒカン故郷に帰る』レビュー）

MC：イタリア・ウディネファーイースト映画祭二冠！おめでとうございます！まずは一言ずつご挨拶をお願い致します。
松田：今日は映画を観に来ていただき誠にありがとうございます。沖田さんと映画祭に行ってきて、とても素晴らしい経験をさせていただきました。とても楽しかったです。イタリア料理が凄く美味しかったです。景色も凄く綺麗でした。ありがとうございます！
前田：こんにちは。前田敦子です。またこうやって素敵なことで、舞台挨拶が出来るのはとても嬉しいことだなと思います。楽しそうな様子は、さっき話を聞いて凄く伝わりました(笑)。羨ましいです！改めて、監督、おめでとうございます！
沖田監督：沖田です。今日は映画を観に来て下さってありがとうございます！ウディネというところに行かせていただきまして、矢沢永吉が分かるんだろうか、ピザのデリバリーは分かるんだろうか。と、色々なことを思いながら上映を一緒に観て来て、松田さんとトロフィーを一つずつ持って上がるという稀有な体験をさせてもらいました。写真をみたら、全部僕が拡大で写っていたという(笑)。こんなこともありながら、楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございます！

MC：松田さんと沖田監督、観客賞を肌で感じていかがでしたか？？
沖田監督：そうですね。授賞式は遅かったんですよね。
松田：はい。結構僕がもう、時間が空いてたんで寝てしまってて、はっ！って気付いたら沖田さんが「早く！」って。それでぼぉーとしている状態で、テンションが急に上がってしまった。
沖田監督：そうだね(笑)。僕も選ばれるかどうか分からなかったんですけど、名前が呼ばれて、ん？あれ？松田さん呼ばれたよーって感じになって。結構なかなかない広さの会場だったんで、びっくりしました。
－お客さんの反応はどうでしたか？？
松田：一緒に反応を感じながら観ていたんですけど、やー、観ている時は、なかなか緊張しましたね。あ、ここで笑わないんだとか、ここで笑うんだとか。イタリアなんで、ピザのくだりが本当にドキドキして、割と食べたくない状況で食べているじゃないですか(笑)。
沖田監督：ピザーラとピザハットが競争するとか、全然伝わらないですもんね(笑)。反省しきりです。
－特に盛り上がっていたところはどこだったんですか？？
沖田監督：松田さんが指揮するところと、その後柄本さんがもの凄い顔でリクライニングで上がってくるところで笑いが起きてました。なんか不思議なところで色々ありましたね。
－前田さんも行きたかったですね。
前田：行きたかったですね。凄い楽しそうなお話がたくさんありますね。私も普通にTwitterみてて、あれ？二冠？？っていう知り方をしましたね。
沖田監督：Twitterで知ったんですか？？
前田：はい。凄い！と思って、リツイートして、お二人に連絡しました。
松田：すみません。連絡しないで。
前田：そういうことですね。で、報告はなかったです。
松田：沖田さんが浮かれちゃっていたんで。
沖田監督：(笑)。まぁ、二人共、浮かれて連絡しなかったんだと。ちょっと酔っ払ってました。
－イタリアで、お祝いのお酒は飲まれましたか？？
沖田監督・松田：(みつめ合う)
松田：イタリアに着いてからずっとお酒をいただいていて、ワインが凄く美味しいですね。凄く有名な白ワイン。
沖田監督：やたら美味しい白ワインがとりあえず飲めるみたいな感じでしたね。こんなところでいうことじゃないですね。すみません。
松田：後、生ハムとかピザとか。やっぱりでも、日本食が一番だなと(笑)。
－前田さんはイタリアに行かれたことはありますか？？
前田：はい。ミラノまでは行ったことがあります。(ウディネは)上なんですか？？
沖田監督：ミラノのちょっと上ですね。ちょっと田舎。あまり都会な感じではないですけど、サッカーでウリネーゼとかが有名ですね。後は、ピザとハム(笑)。
前田：合間は何していたんですか？？
松田：沖田さんと毎日一緒にいて、色々と教会行ったり、美術館行ったり。着くなり沖田さんがショートムービースイッチが入って(笑)。
沖田監督：iPhoneを買ったんですけど、オールイタリアロケで松田龍平主演で撮れるなって(笑)。そんなことばっかりして遊んでました。
－前田さんにお土産は？？
沖田監督・松田：(笑)
前田：笑っちゃいましたね、今ね。
沖田監督：あります！
松田：忘れてきちゃったんですよね。
前田：お家に置いてきゃったっていってましたよね。
沖田監督：すみません。お土産いっぱい買ったんですけど、全部自宅に置いてきちゃって(笑)。

MC：思い出に残っているシーンやここが好きだ！ってところを教えて下さい。
沖田監督：色々好きなんですけど、前田さんともたいさんが、夜寝れなくて爪塗ってっていうのは、とても不思議な良いアクセントになっているシーンだったなって見返していて思いました。
前田：私も好きです！
松田：前田さんともたいさんのシーン。その前からいいなと思ってたんですけど、イタリアでも反応が凄く良かったし。ね、被っちゃうよね(笑)。
前田：大人気、大人気です！
松田：あの時のテンションがやっぱり面白いというか、前田さんにしか出来ない芝居だなって。
沖田監督：もたいさんも良かったですよね。
前田：そのシーンももちろんなんですけど、一瞬一瞬のシーンが凄い好きで、永吉が走ってコケるところとか。由佳のシーンだったら、一瞬由佳の全貌が垣間見える、由佳の家族がばっ！て並んでるカットが好きです。可愛いなと思って。あれだけでどういう家族なのか分かるなっていう。
－キャスティングも絶妙でしたよね。
沖田監督：由佳の家族ですよね？？茨城って設定だったんですけど、もういるっていう。距離感ゼロっていう。その感じがやりたいなって思って(笑)。あれだけふたりはフェリー乗って来てたんですけど、家族は一瞬で来るっていう(笑)。
松田：あと転ぶシーン、転んで良かったですよ。転ばなかったらどうなってたんだろうって。
沖田監督：そうですね。あの少年が速いので、あれしか止める方法がないみたいな。
松田：結構ずっと恥ずかしかったんですけど、良かった。初めて。
沖田監督：恥ずかしい、恥ずかしいっていってましたもんね。
前田：凄い本当に血まみれになってましたよね。コケたこと知らなくて、次の日色々なところに絆創膏付けているから、あれ？どうしたんですか？？って(笑)。それを凄い隠してたので、松田さん、体張ってます！
－そのシーンはウディネでもウケていましたか？？
松田：驚いてましたね。
沖田監督：なんだ？っていう(笑)。

ここで、5/9にお誕生日を迎える松田龍平さんに、サプライズケーキが登場！
会場：龍平くん、お誕生日おめでとう！
前田：おめでとうございます！
沖田監督：困っている顔が凄い(笑)。ケーキも凄い凝っているので。おめでとうございます！
松田：ありがとうございます！すみません。いや、もう、幸せです！
MC：今年はどんな年になりそうですか？？
松田：なんか凄く、えー、はい。わかんないです(笑)。素晴らしい年にしたいと思います！あー、もう恥ずかしさで。はい！頑張ります。

MC：最後にみなさんにメッセージをお願いします。
沖田監督：海外に行って、楽しい話を聞いて、なんなんだって感じですけど(笑)。映画を観てくださってありがとうございます！もう何日か上映が続いているんですけど、またこうして松田さんと前田さんと舞台に上がって、みなさんの前で挨拶が出来るのをとても嬉しく思って今日来ました。またこの映画、どなたかに勧めてもらえると嬉しいなと思います。よろしくお願いします！
前田：今日は観に来て下さって本当にありがとうございました。あれ？連休とかに入るんですか？？連休は終わっちゃったんですか？？ゴールデンウィークってもう終わったんですか？？
会場：明日まで！
前田：じゃぁね(笑)、ご家族で是非！まさにそういうみんなで観てもらえる、そんな素敵な映画だと思うので、これをきっかけに、またたくさんの方に観てもらえたら嬉しいなと思っています！今日はありがとうございました。
松田：僕も凄く好きな映画で、広島で前田さんと監督と、みんなと凄い良い経験させてもらって、こうやってイタリアで賞までいただいて、本当になんすかね、元気をもらえたというか、頑張ろうと思いました。更にこうやって祝ってもらえて、嬉しいです。今日はありがとうございました。

取材：佐藤ありす

【ストーリー】
バカヤロー！だけど、ありがとう。
モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン永吉。妊娠した恋人・由佳を連れて、故郷・戸鼻島（とびじま）へ結婚報告をするため７年ぶりに帰る。永吉たちを待ち構えていたのは、矢沢永吉をこよなく愛す頑固おやじ・治と筋金入りのカープ狂の母・春子、そしてたまたま帰省していた弟・浩二の3人。家族がそろったかと思えば、のらりくらりの永吉に治が怒り心頭！いつもの一家総出でド派手な親子喧嘩が始まる。なんだかんだありつつも、二人の結婚を祝う大宴会が開かれたその夜、永吉は治が倒れているのを発見。病院で受けた検査結果はガンだった―。動揺を隠せない5人の頭に渦巻く「どうする！？」何をするのが正しいのかわからないけれど、不器用にぶつかりあいながら、喧嘩したり笑い合って離れた時を埋めていく。家族が集まれば、最高で最強！現代版究極のホームドラマが、この春日本を熱く盛り上げる！

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