由美かおるが48年ぶりに映画出演!!『小春日和~Indian Summer~』初日公開舞台挨拶
5月30日、池袋シネマロサにて、映画『小春日和~Indian Summer~』初日公開舞台挨拶が行われた。登壇者は水村美咲、由美かおる、千原ゆら、楠部知子、正木佐和、あっぱれ北村、とみかほ、クニミノブヒコ、松田悠、福井由美子、藤元優希、松本動監督。

本作は、悩みを抱え孤立した看護助手の小春(水村美咲)が、優しい仲間やがん患者との出会いによって成長するヒューマンドラマ。出演・企画制作・プロデュースを担当した楠部知子が、多発性骨髄腫(血液がんの一種)と診断された体験が元になっている。
初のおばあちゃん役を演じた由美かおるの出演も見どころのひとつ。
楠部は「関西弁が喋れそうで凛として言葉を伝えられる方を探していたところ、由美さんの名前が挙がってきました。ただ、いつもきれいにされている由美さんに、白髪になってもらうおばあちゃん役は……。考えましたが、ダメ元でお手紙と企画書と台本を送り、出ていただけることになりました」とキャスティングのいきさつを振り返った。
「初めてのおばあちゃん役、とっても楽しくやらせてもらいました」と語る由美にとって、映画出演は48年ぶり。「15歳で芸能界デビューをして70代の今、高齢者の気持ちがわかるようになりました。ですから、若い人たちに本当のことが言えるおばあちゃんの役をやってみたいと思ったんです」と出演を決めたという。

イベント終盤、芸能生活60周年を迎えた由美に、主役の水村美咲から花束が贈られるひと幕も。
「みなさまに祝っていただいて本当に感謝しています。ありがとうございます。何ごとも決してあきらめないで前向きにチャレンジする気持ちを、みなさんも持ち続けていただけたらいいと思います」と予期せぬ祝福に感激の様子だった。
最後の挨拶で、綾部が「病気やいろんな悩みを抱える人たちが心と心で触れ合い支え合えば、そこから新たな一歩を踏み出せる力が生まれるし、力に変えられると願っている映画です。みなさんに応援していただいて、もっと広がっていけば嬉しいなと思います」と思いを伝えた。
共同プロデューサも務める水村も「病気になったからくよくよするのではなく、誰かに力をあげたいという楠部さんの思いを受け取っていただけたら」と呼びかけた。
取材・撮影 シン上田
『小春日和』
©2026「小春日和」PROJECT
配給:フリック
5月30日(土)池袋シネマ・ロサほか全国順次ロードショー中