先取りレビュー 映画のえとせとら どこまでも美しい灰色の空『雪の轍』レビュー 2015/06/272021/02/14 作品を覆い尽くす、灰色の雲――3時間16分を体験した者には、それが堪らなく息苦しく、愛らしく、美しい。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら ハイウェイが導く先は、希望か、絶望か『オン・ザ・ハイウェイ』レビュー 2015/06/272021/02/14 トム・ハーディ主演『オン・ザ・ハイウェイ』。夜のハイウェイ、1台の車を運転する男ー。舞台装置はこれだけだ。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら 自、来たる也『極道大戦争』レビュー 2015/06/172021/02/14 鬼才・三池崇史監督の最新作は、血で血を洗う凄惨な抗争シーンで幕を開ける。本格的な“仁侠映画”を期待せずにはいられない名場面であるが、そんな観客の想いとは遠くかけ離れた場所へ作品は暴走していく。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら 孤独な旅路の果てに、画家は一筋の光を見たのか『ターナー、光に愛を求めて』レビュー 2015/06/172021/02/14 19世紀に活躍した英国の画家、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー。孤独を内包しながらも、ひたむきに生きた不器用な男の旅路に、静かに胸を打たれる名作だ。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら Ain’t they Sweet?『きみはいい子』レビュー 2015/06/152021/02/14 6/27より公開『きみはいい子』。子供たちが“いい子”なのは当然のこと、謂わば前提だ。「きみはいい子」と言われてるのは、子供たちと、かつて子供だった人たちである。つまりは、全ての人々に向けたメッセージ... 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら 疾風の如くやってきた『虎影』レビュー 2015/06/152021/02/14 6/20より公開!主演・斎藤工がノースタントで臨んだ『虎影』。全く新しいネオ・ジャポネーゼ・ニンジャ・アクションが完成した。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら いくつになっても、何度目でも。愛は上手にできない『ハッピーエンドが書けるまで』レビュー 2015/06/152021/02/14 リリー・コリンズ、ローガン・ラーマン、グレッグ・キニア、ジェニファー・コネリー。豪華キャストで綴られるのは、『きっと、星のせいじゃない』のジョシュ・ブーン監督が手掛ける、不器用なひとびとの愛の物語。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら 10 1/2(テン・ハーフ)は魔法のサイズ『靴職人と魔法のミシン』レビュー 2015/06/132021/02/14 多才な映画人、トム・マッカーシー監督の新作はハートフル・ヒューマン・コメディ。『靴職人と魔法のミシン』の“魔法”は、未来への一歩を踏みだす力をあなたに貸してくれるはずだ。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら 現実と幻想を捻じ曲げる達人・アリ・フォルマン監督『コングレス未来学会議』鑑賞レビュー 2015/06/032021/02/14 1995年アカデミー賞作品賞を獲得した『フォレスト・ガンプ/一期一会』で、一流女優の仲間入りをしたロビン・ライト。 この映画は、彼女の哀愁を帯びた表情と、空虚な瞳からすーっと流れる涙からスタートする。... 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら ふれる指先で伝えたい。この世界、そして命の輝きを『奇跡のひと マリーとマルグリット』レビュー 2015/05/052021/02/14 【先取りレビュー】生まれつき目と耳が不自由な少女、マリー。19世紀末に実在したマリー・ウルタンと、彼女に教育をしたシスター、マルグリットルの実話に基づく作品。観る人は限りない光と愛を見出だすだろう。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら 聴け、暁の鐘の音『抱擁』レビュー 2015/04/162021/02/14 【先取りレビュー】「香津美、私を撃ち殺して」そんな衝撃的な言葉で幕を開ける『抱擁』は、坂口監督の母・すちえの苦悩に迫るためカメラを向けた、まさに魂の慟哭の記録である。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら 抜け出せない、疑惑と魅惑の迷宮へ『ギリシャに消えた嘘』レビュー 2015/04/042021/02/14 【先取りレビュー】主演・ヴィゴ・モーテンセン。ギリシャ、トルコの壮麗な遺跡と街並みを舞台に繰り広げられる、人間の心理と本質に迫るミステリー。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら 吸血鬼の恋、“いいかも” 『恋する♡ヴァンパイア』レビュー 2015/03/292021/02/14 【先取りレビュー】主演・桐谷美玲、この季節にピッタリのキラキラな恋愛ファンタジー。ヴァンパイアと人間との恋は、ハラハラドキドキ、そして切ない。こんな恋愛も、“いいかも”。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら ひとつの優しさが、いつか世界を変えていく『グッド・ライ ~いちばん優しい嘘~』レビュー 2015/03/182021/02/14 【先取りレビュー】異なる文化をもつ人々が尊重し合うこと、それが平和のスタートラインなのだと教えてくれる。きっと温かい涙が溢れ出す、今この時だからこそ世界が観るべき作品だ。 続きを読む
先取りレビュー 映画のえとせとら “私”が輝く 群像ドキュメント『ディオールと私』レビュー 2015/03/072021/02/14 【先取りレビュー】孤高の美、神の指先、交渉の達人、40年のキャリア、会話の魔術師――多彩な才能がスクリーンを犇めきあう90分は観ごたえ充分で、まさに至高のエンターテインメントである。 続きを読む