桐谷美玲はヒロイン合格!『ヒロイン失格』初日舞台挨拶
“自分が好きな人”と“自分を好きな人”のはざまで揺れる、笑って泣けてキュンとしちゃうラブストーリー!『ヒロイン失格』の初日舞台挨拶が行われ、桐谷美玲、山﨑賢人、坂口健太郎、福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュン、濱田マリ、竹内力、英勉監督が登壇した。(2015年9月19日 新宿ピカデリー)
累計160万部を超える、原作・幸田もも子の人気同名コミックが実写化され、原作の大ファンであり、主人公のはとりを演じた桐谷は「4年前にこの漫画に出会って、いつかはとりを演じたいなと。初日を迎えてようやく夢が叶った。今すごく胸がいっぱいです」と本作への強い思いを語った。
はとりの親友・中島を演じた福田が、前日に27歳を迎え、「今日はこんな誕生日パーティーに来てくれてありがとうございます」という勘違い発言に、竹内が「27歳?年を誤魔化してる?」と割り込み。福田がすかさず「ちょっと静かにしててください!」と苦笑いしながらシャットアウト。また「オファーを間違えていると思った」と、出演依頼に福田自身が驚いたことを告白した。
「8メートルの巨人が出る映画や、1.5センチのヒーローが出てくる映画が公開される中、等身大のヒロインを観に来ていただき、ありがとうございます」と、英監督は同日公開作を挙げて笑いを誘った。
意外な顔ぶれのカメオ出演、あの有名映画を彷彿させるシーン、連続壁ドンなど、思わずツッコミたくなる見どころとともに、まっすぐで愛おしい主演を体当たりで演じる桐谷が、ずっと練習していた変顔シーンが炸裂する本作。
原作者・幸田もも子からの、世界に一つしかない色紙と手紙が桐谷に贈呈され、「勝手に一方的に、はとりのモデルにさせていただいていた美鈴ちゃんが、私の漫画を好きだと言ってくれていて、はとりを演じたいと言ってくれていて本当に嬉しかったです。自分の漫画がいつか実写化したら、美鈴ちゃんじゃなければ嫌だと思っていました。映画の中の美鈴ちゃんは、本当に”はとり”そのものでした」との内容が読みあげられた。
「ずっと大好きで、私をモデルに描いてくださったんだろうなということも知っていて、いつか現実になりたいと思っていたので、本当に幸せです」と、感極まった桐谷が大粒の涙をこぼすと、山﨑がそっとハンカチを渡す一幕も。
桐谷演じるはとりが、ずっと想いを寄せている幼なじみの利太役は、ブレイク中の若手俳優・山﨑賢人。学校イチのモテ男で、はとりに好意を寄せる弘光役には、”塩顔男子”として注目されている坂口健太郎。山﨑と坂口からサプライズで花束を渡され、「やるねぇ!」と照れ笑いした桐谷に対し、山﨑が「もう、ヒロイン合格だね!」と、タイトルにかけた労いの言葉をおくった。
取材・スチール撮影 南野こずえ
『ヒロイン失格』
キャスト 桐谷美玲、山﨑賢人、坂口健太郎、福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュン、中尾彬(特別出演)柳沢慎吾(特別出演)六角精児(特別出演)濱田マリ 竹内 力
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社
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