「侍タイ」ブーム到来!ファンの前で全国拡大公開を報告!『侍タイムスリッパー』舞台挨拶



9月4日17時に「『侍タイムスリッパー』全国拡大公開決定」のニュースが解禁となり、多くのメディアが一斉に報じた直後となる舞台挨拶。満席のなか、本作の上映を決意してくれた池袋シネマ・ロサで、ファンの方々にどうしても直接報告したいという希望のもと行われ、山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、井上肇、安藤彰則が登壇した。(9月4日 池袋シネマ・ロサ)

8月17日にインディーズ映画の聖地である池袋シネマ・ロサのみで封切られた本作だが、9月13日以降は松竹系・東宝系をはじめ62館が順次公開決定。さらに配給に「ギャガ」が加わったことで、日本映画史において稀にみる状況と拡大の速さ。今後も上映館は続々と決まっていく。

残念ながら安田淳一監督は不在となったが、沙倉が「今日はみなさんに伝えたいことがあります。侍タイムスリッパー、全国62館で拡大上映です!!!」と発表し、会場内はともに喜びを分かち合う大きな拍手が起こった。

笑って泣いて、エンドロールでは温かい拍手が自然とはじまる一体感。評判が評判を呼び、絶賛のクチコミが殺到。本来あってほしい映画の姿が『侍タイムスリッパー』にはあり、老若男女を問わずに支持されている大きな理由となっている。そんな本作を手掛けた安田監督は「『カメラを止めるな!』を目指して作った」と語っており、目指す先を追い越す可能性も十分にあり得る。

実は主演の山口に対して拡大上映をサプライズで発表する予定だったが、「監督が事前に『上映館拡大しそうです』と言ってて。でも昨日『聞かなかったことにして』と。無理でした。僕には嘘はつけません」との裏話で笑いを誘った。

そんな安田監督が不在となった理由を井上は「本当なら監督もここにいるはずなんですけど、稲刈りで。連絡をしたら稲刈ってますって言われました」と、米農家でもあり、映画とお米を愛する安田監督らしさも憎めない。

池袋シネマ・ロサでは、監督とキャストによる舞台挨拶やお見送りを頻繁に行い、お客様とのコミュニケーションを大事にしていることも魅力な“チーム侍タイ”。劇中での愛すべきキャラクターも相まって、誰もが応援したくなるキャストたちに対して「7回観ました」「4回目です」と話しかける“侍タイサポーター”もどんどん増えている。

「侍タイ」ブーム到来。もう誰も止められない!

取材・撮影 南野こずえ

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