菅田将暉が嫌いでした!『ディストラクション・ベイビーズ』初日舞台挨拶


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日本映画史上もっとも過激な108分!若き才能が集結!真利子哲也監督、商業映画デビュー作にして衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』が初日を迎え、主演の柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、真利子哲也監督が舞台挨拶に登壇した。(2016年5月21日 テアトル新宿)

若者の狂気と欲望を、圧倒的な強度と密度で描いた本作で、喧嘩をくり返す主人公・泰良(たいら)を演じた柳楽優弥と、泰良に近づく若者・北原裕也役の菅田将暉は「緊張しますね」と、見つめ合いながら舞台挨拶の心境を告白。姿を消した兄・泰良を探す弟・将太を演じた村上虹郎は「インディーズ時代から真利子監督の作品が好きで。今回でメジャー監督になりました。おめでとうございます」と祝福した。

MC 現場に入られていかがでしたか?
柳楽 刺激的でした。傷だらけの顔で歩いていたので、街で絡まれないか怖かったんですけど、楽しかったですね。
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MC とても印象的な役柄ですが、意識されたことは?
菅田 衣装合わせに3、4時間ぐらいかかりました。それぐらい話したいことがいっぱいあって。この作品の直前に、さだまさしさん役を演じて、その後が総理大臣役だったんですよ。だからここで出し切りたいなと思いました。

MC 人生初の茶髪で演じたんですよね?
小松菜奈 この役を演じるにあたって、役柄を色々想像して茶髪にしました。

MC 伊予弁に苦労されたとのことですが。
村上 関西弁に似ていますけど、ちょっと違って難しいんですよ。音源をいただいて、それをずっと聴いていました。
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MC 本作をご覧になってどうでしたか?
柳楽 原作ありきでないオリジナル脚本だったので、チャレンジしているなと感じてやり甲斐がありました。役柄も自由で、1つ1つ組み立てていくことができたのが良かったです。

MC 本作を観た、俳優・山田孝之さんからのコメントを紹介します。
「同事務所の先輩としての小さなプライドもあり言えなかった事実が、今回『ディストラクション・ベイビーズ』での芝居を観た今は明言できる。彼の芝居はズバ抜けていて、こんな緻密で繊細なこと俺はできてないなって思う。柳楽優弥ってマジですげーよ。」
これに対して柳楽がお礼を伝えた際「(勇者)ヨシヒコ出ない?」とのオファーがあったことが明かされた。
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MC 今だから言える本音を教えてください。
小松 菅田さんが嫌いでした!ただただ暴力を振るう役ってのもあって。今は・・・大丈夫です(会場笑)

MC 最後にメッセージをお願いします。
柳楽 本当に多くの方に観ていただきたいです。今日は来ていただいてありがとうございました。
真利子哲也監督 松山を舞台にした、役者たちが本当に素晴らしい作品です。一映画ファンとしても、観せるべき映画ができたと思っています。

以前作成した登壇者の手形が完成し、フォトセッション時に披露された。

取材・スチール撮影 南野こずえ


『ディストラクション・ベイビーズ』
監督・脚本:真利子哲也 脚本:喜安浩平
柳楽優弥 菅田将暉 小松菜奈 村上虹郎 池松壮亮 北村匠海 三浦誠己 でんでん
©2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会
2016年5月21日より、テアトル新宿ほか全国公開!

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