『シケモクとクズと花火と』先行上映を経て待望の全国公開!
年齢も価値観も境遇も違う3人が出会う、自分探しのミステリアスな青春映画『シケモクとクズと花火と』が広島4館での先行上映を経て、1/31より待望の全国公開!
オール広島ロケの映画『シケモクとクズと花火と』が、6月27日(金)から広島県内での先行上映で異例の4館上映を果たし、さらには「広島国際映画祭2025」にて招待作品に選出され、満を持して2026年1月31日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開が決定した!
監督は「キヲクドロボウ」にて上海国際映画祭にノミネート、押井守監督作品『東京無国籍少女』原案の山岸謙太郎。脚本は土曜ドラマ『3000万』、第45回城戸賞受賞『邪魔者は、去れ』の弥重早希子がタッグを組み、年齢も価値観も境遇も違う3人が出会う、自分探しのミステリアスな青春映画が誕生。
メインキャストには、夢もなければ恋人もいない冴えない日々をすごしているフリーターの末子役に『かぞくへ』(2018年/春本雄二郎監督)でヒロインを務めた遠藤祐美。容姿端麗でコミュ力抜群のインフルエンサーでありながら虚しさを抱える朔人を演じるのは『BLUE FIGHT~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』(2025年/三池崇史監督)の仲野温。謎の少女・アコ役には、縦型ドラマアプリFANY:D『マリア先生の復讐カウンセリング』に出演している森美雨。今後の活躍が期待される俳優たちが遺憾なく存在感を放っており、さらには実力派ベテラン俳優の東ちづるが、居酒屋「まめすけ」の女将として作品に深みを与えている。
3人は逃避行のなかで現実と向き合い、現代社会における生きづらさや漠然とした虚しさを、他者と関わり、自分自身を認めていく過程で新たな価値観を見出す「気づき」が繊細に描かれている。

<山岸謙太郎監督 コメント>
何かを成し遂げて、スポットライトを浴びる人生だけが格好いいとは思わない。
就職もしない、結婚もしない、実家も出ない――そんな末子の生き方は、世間から褒められないだろう。それでも彼女は、彼女なりの思いやりと、彼女なりの正義を抱えて、淡々と日々を生きている。
紫煙をくゆらせ、どうにもならない日常に小さく苛立ちながら、世界と自分を静かに皮肉っている。
私は、そんな彼女をとても愛おしく、そして格好いいと思った。
だから、彼女の映画を撮りたいと思った。
【あらすじ】 どうでもいい奴らが教えてくれたこと
広島にある居酒屋「まめすけ」でバイトをしているフリーターの杉山末子(遠藤祐美)は、夢もなければ恋人もいない冴えない日々。他人や世の中に一人毒づくのが唯一のストレス発散だが、このまま自分の人生、大して良いことなんかないんだろうと、退屈な日々を過ごしていた。新人バイトの山根朔人(仲野温)は、コミュ力抜群のインフルエンサーで容姿端麗。しかし惰性の恋愛ごっこや虚勢を張った毎日に、どこか虚しさも覚えていた。性格や考え方も全く異なる2人は出会った日から対立関係となるが、ひょんなことから、車椅子の老人集団によるリンチ現場を目撃。戸惑いながら逃げる二人の前に現れたのは、アコ(森美雨)という謎の少女。
『シケモクとクズと花火と』(97分)
出演:遠藤祐美 仲野温 森美雨 塚本恋乃葉 GIN / 東ちづる
監督:山岸謙太郎 脚本:弥重早希子
製作・配給:えびふらいレコーズ ©えびふらいレコーズ
2026年1月31日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
公式HP:https://shikekuzu-movie.com