“監督・主演＋24役”俳優・菅原雪が26役を担った意欲作！『おててつないで』
“監督・主演＋24役”俳優・菅原雪が26役を担った意欲作！
『おててつないで』2026年1月24日（土）公開！
監督自身が経験した「大切な人に素直になれない後悔」をもとに、シュールな笑いで紡いだいびつな親子の物語。
現在、池袋シネマ・ロサで上映中の『話したりない夜の果て Days gone by』のメインキャストである俳優・菅原雪の初監督作となる『おててつないで』が、2026年1月24日（土）より池袋シネマ・ロサにて公開が決定した。
社会的なブームを巻き起こした『侍タイムスリッパー』(2024年)にて、安田淳一監督がひとりで13役を兼務していたことが大きな話題となったが、菅原監督は『おててつないで』において、監督・脚本・製作・撮影・録音・照明・編集・音響効果・整音・美術・小道具・フード・ボルダリング監修・車両・画コンテ・グレーディング・メイキング・予告編・プロデュース・企画・原作・キャスティング・制作・配給・宣伝協力、そして主演と合計26役を担い、マルチな才能を遺憾なく発揮。中編の劇場公開作品では、主要セクションをこれほど兼務することは非常に稀である。
さらには俳優業のかたわら、ブライダルカメラマンとして映像制作キャリアも10年積んでおり、多数の撮影現場にて整音や編集などのスタッフとしても参加するなど、精力的に取り組んできた集大成として今回監督デビューを飾った。
『第26回TAMA NEW WAVE』ある視点部門に入選している本作は、ふたり暮らしをしている父と30歳を過ぎた娘が、いつからか少しずつ生まれた互いに素直になれない距離感を、シュールな笑いとともにシニカルに描いたドラマ。菅原監督が数年前に他界した父の死をきっかけに痛感した「大切な人に素直になれない後悔」を、等身大の目線で父という存在にフォーカスして仕上げた。親子関係のあり方を思わず振り返りたくなるストーリーとなっている。
主演には、ドラマ『深夜食堂』シリーズにレギュラー出演し『温泉シャーク』(2024年)で強烈なインパクトを放つ主人公を演じ、『愛の茶番』(2024年)『片思い世界』(2025年)など、多くの作品に出演しているベテラン俳優・金子清文が、娘に強がる不器用な父・義久役を務め、ダブル主演として、父に対してどこか冷たい娘・唯役を本作の監督である菅原雪が演じている。
【あらすじ】
大切なのに、大切だから、素直になれない。
須永義久(金子清文)は、看護助手の仕事をしながら娘の唯(菅原雪)と暮らしている。唯は31歳になっても未だ反抗期のような冷たい態度で義久に接しており、家族仲はあまり良くないが実家に甘えていた。ある日、義久は職場で失態を犯しクビになってしまう。唯はその話を聞いても楽観的に捉えていたが、義久の状況は逼迫していた。ずっと一緒に暮らしてきたのに、お互いのことをほとんど何も知らなかった。
義久はついに、自分の秘密を唯に打ち明ける。ふたりの生活は、変わらざるを得なくなるーーー。
『おててつないで』（45分）
出演：金子清文、菅原雪、黒澤多生、用松亮、つちやりさ、木村もえ
監督・脚本・製作・撮影・録音・照明・編集・音響効果・整音・美術・小道具・フード・ボルダリング監修・車両・画コンテ・グレーディング・メイキング・予告編・プロデュース・企画・原作・キャスティング・制作・配給・宣伝協力：菅原雪
©おててつないで
公式サイト：https://holdinghands.studio.site
2026年1月24日（土）より池袋シネマ・ロサにて1週間限定公開