「トトロみたい!」芦田愛菜、『パシフィック・リム』記者会見に菊地凛子と登場。


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この夏一番の話題作『パシフィック・リム』。オスカーに最も近い日本人女優・菊地凛子、本作でハリウッドデビューを飾った芦田愛菜、そしてハリウッドNo.1の親日家監督としても知られているギレルモ・デル・トロ監督による来日記者会見が行われた。(2013年7月28日 パークハイアット東京)

太平洋(パシフィック)の深海から突如出現し、地球を絶滅の危機に陥れる未知なる巨大生命体と、人類の英知を結集し生み出された人型巨大兵器“イェーガー”との壮絶な戦いを、ハリウッド最先端のVFXを駆使して描いたSFスペクタクル超大作。pacificrim010

本作でヒロインを演じた菊地凜子は、「今までのキャリアの中で、SF映画のパイロットとして出演するなんて考えたこともなかった。夢のようです。自分が出ていても子供のように観てしまう。」と喜びの思いを語った。また、菊地は『バベル』の撮影中にギレルモ・デル・トロ監督に会った際、「映画に出たい」と申し出ており、八年越しに叶ったというエピソードも披露。

「マイネームイズ、マナ アシダ」と英語で自己紹介した芦田愛菜は、菊地の子供時代を演じた。日本の撮影現場との違いを聞かれ、「「ヨーイ、スタート!」じゃなくて「アクション!」と言うのでカッコいいです。」と微笑ましく回答し、デル・トロ監督について「監督にトトロって呼んでって言われて。本当にトトロみたいでした。」と、笑顔で答えた。pacificrim017

2人の起用理由について、デル・トロ監督は「『バベル』の時に感じたのは、もろさと芯の強さを持っている人だと思った。今回のマコ役は、彼女(菊地)を想定して書いた。」と明かし、芦田については「天才です。プロ意識を持っている偉大な女優さんで、本当は50歳くらいなんじゃないかな。」と絶賛。

日本のアニメをリスペクトしている監督は「日本の文化は独創的だと思います。怪獣やロボットに対する愛情が日本にはありますし、私も怪獣が大好きです。」とコメント。日本の行ってみたいところは?との質問に対して、「中野ブロードウェイ」と発言し、会場は笑いに包まれた。

本作の日本語吹替では、綾波レイ役の林原めぐみ、アムロ役の古谷徹とシャア役の池田秀一をはじめ、日本アニメ界の豪華声優陣が担当することでも話題となっている。

取材・スチール撮影:南野こずえ

【ストーリー】
人類に残された道は2つ。「絶滅」するか、「戦う」か…!2013 年、太平洋(パシフィック)の深海から突如出現した未知なる巨大生命体に、世界中の大都市が次々と破壊され、人類は絶滅の危機に晒される。甚大な被害を受けた人類は、巨大生命体と戦う為、英知を結集して人型巨大兵器 “イェーガー”を開発する。“イェーガー” は、次々と現れる巨大生命体の侵攻を食い止める事ができるのか? 果たして人類の下した決断、そして運命は・・・!P_RIM

『パシフィック・リム』
キャスト:チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子、ロン・パールマン、芦田愛菜他
監督:ギレルモ・デル・トロ/脚本:トラビス・ビーチャム 配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/pacificrim
8月9日(金) 新宿ピカデリー 丸の内ピカデリー他 3D/2D字幕/吹替同時公開

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