『ある海辺の詩人-小さなヴェニスで-』初日決定  著名人から続々とコメント到着!


小さなヴェニスを舞台に綴られる、
最高に美しく儚い“人生の出会いと別れ”の物語―。

 2012年イタリア・アカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)、2011年ヴェネチア国際映画祭FEDIC賞をはじめ、世界各国で数多くの映画賞を受賞した『ある海辺の詩人-小さなヴェニスで-』の初日が3月16日に決定し、シネスイッチ銀座他にて全国順次公開される。

シュン・リーを演じるのは2006年ヴェネチア国際映画祭グランプリを受賞した『長江哀歌』のチャオ・タオ。べーピ役には『M:I-2』『バットマン ビギンズ』など多くの作品で世界的に活躍しているラデ・シェルベッジア。2012年イタリア・アカデミー賞(ルビ:ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)、2011年ヴェネチア国際映画祭FEDIC賞をはじめ、数多くの映画賞を受賞した本作が、この春、最高に美しく儚い“出会いと別れ”の物語で、あなたの心に温かいあかりをそっと灯す。この度、本作について著名人の方々より多数コメントが到着した。

詩のかぼそい赤い糸で結ばれたひそやかな愛の物語、国も言葉も年も離れた二人の、抑えた表情に胸を衝かれます。
―谷川俊太郎(詩人)

ラグーナに浮かぶ島の寓話めいた日常性の中に、遥かな水が気まぐれで運んだ紅い花のような中国人女性が、郷愁を忘れたはずの老いた漁師の胸に呼び覚ます孤独と詩情が哀しく、沁みる。
―岡本太郎(翻訳家・ライター)

俳優の持っている空気、かわされる会話、流れてくる音楽、海の風景、すべてが美しい「詩」になっている。久々にシビレタ!
―鎌田 實(医師・作家)

こころの中の、“静かな部屋”。国も人種も世代もなにもかも違うけれど、ふたりの“静かな部屋”はとても似ている。
そしてふたりは、その大事なその部屋を密かに、ゆっくりと、開き合う。
―坂本美雨(ミュージシャン)

【ストーリー】
小さなヴェニス”と呼ばれる、ラグーナ(潟)に浮かぶ美しい漁師町―キオッジャ。中世さながらの建物が並び、素朴な雰囲気をもった町である。そこに佇む小さな酒場“オステリア”には毎晩のように地元の男たちが集まり、町で生きる人々の心の拠りどころになっていた。そんなオステリアで出会った、べーピとシュン・リー。異国の地からやってきた二人はお互いの孤独を美しい詩を通して分かち合い、次第にかけがいのない大切な存在となっていく。しかし、そんな二人に思いもよらぬ悲劇が待ち受けていた。時が過ぎ、シュン・リーが久しく訪ねてきたキオッジャにべーピの姿はなく、残されていたべーピからの胸を打つ想いが詰まった最後の優しい手紙の中身とは・・・。

『ある海辺の詩人-小さなヴェニスで-』
出演:チャオ・タオ、ラデ・シェルベッジア
監督・原案・脚本:アンドレア・セグレ
2013年3月16日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開
公式HP http://www.alcine-terran.com/umibenoshijin/
配給:アルシネテラン
©2011 Jolefilm S.r.l.- Aternam Films S.a.r.l – ARTE France Cinema

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