『道 ―白磁の人―』



今、知るべき日本人がここいる。
1914年に23歳で朝鮮半島に渡り、植民地時代に民族の壁を越えて活躍した歴史的人物「浅川巧」。

映画『道~白磁の人~』は浅川巧の人生を記した小説「白磁の人」(江宮隆之著)を映画化。
浅川巧は23歳の時に朝鮮半島に渡り、40歳で惜別の死を迎えるまで、林業技手として山林の緑化復元に貢献。白磁に代表される朝鮮工芸の美しさを伝え守り、民芸運動の祖である柳宗悦に多大な影響を与えました。そして植民地時代の差別意識に影響を受けることなく、民族の壁を越えて朝鮮人と深い友情を育み、私財を与えて貧しい子供達を学校に行かせた。

浅川巧の心は当時の朝鮮人に尊敬され、葬儀の際には追悼する人々が競って彼の棺を運んだ。彼のお墓は今もソウル市忘憂里(マンウリ)の共同墓地にあり、韓国の人々によって大切に守られ続けている。

日韓関係に今も影を落とすあの時代に、日本映画が初めて挑む!

本作の主演である浅川巧役には、幅広い役柄を確実にこなす演技力に定評があり、新ドラマ「南極大陸」への出演や舞台「オーデュボンの祈り」の主演などが話題の吉沢悠。浅川巧と民族の壁を越えて友情を育む親友・李青林役には、「華麗なる遺産」「朱蒙 チュモン」「トンイ」など、視聴率の帝王と呼ばれる演技派俳優ペ・スビン。『光の雨』『禅 ZEN』『BOX 袴田事件 命とは』などで時代に警鐘を鳴らし続ける高橋伴明監督のもと、制作は日韓共同のスタッフ体制により敢行。

吉沢悠 ペ・スビン
酒井若菜 石垣佑磨 塩谷瞬 黒川智花 近野成美 チョン・ダヌ チョン・スジ/市川亀治郎/堀部圭亮 田中要次/大杉漣 手塚理美
監督:高橋伴明 脚本:林民夫 原作:江宮隆之 (「白磁の人」河出書房新社 刊)
©2012 「道~白磁の人~」フィルムパートナーズ
日本公開:2012年初夏 新宿バルト9他にて全国ロードショー
韓国公開:2012年予定

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