目黒蓮、本当に幸運だと思った『第15回TAMA映画賞』授賞式



『第33回映画祭TAMA CINEMA FORUM 』にて『第15回TAMA映画賞』の授賞式が行われ、山田杏奈、髙石あかり、目黒蓮、奥平大兼、菊地凛子、黒木華、佐藤浩市、鈴木亮平をはじめとした受賞者が登壇した。(2023年11月25日 パルテノン多摩)

本授賞式は、明日への元気を与えてくれる、夢をみさせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優を映画ファンの立場から表彰する映画賞。2022年10月から2023年9月に劇場公開された作品が対象となっており、国内映画賞のトップバッターを飾ることでも注目を集めている。

最優秀新進女優賞:山田杏奈(『山女』)、髙石あかり(『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』『セフレの品格 決意』『わたしの幸せな結婚』『終末の探偵』『ハッピーエンディングス』『追想ジャーニー』『Single8』)。

7つの作品で受賞した髙石あかりは「小さい頃から女優になる事が夢で、こうしてここに立てていることがすごく嬉しくて。お芝居が大好きなのですが、より好きにさせてくれた『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』という作品でこのような賞をいただけたという事が本当に光栄に思ってます」と笑顔を見せ、山田杏奈は「『山女』という作品は、私にとって初の時代劇だったり、凛という役柄もすごく過酷な状況に置かれていたので、日々戦いながらの撮影でしたが、それがこのような形でみなさまの元に届いているという事を実感出来て嬉しく思います」と述べた。

最優秀新進男優賞:奥平大兼(『君は放課後インソムニア』『ヴィレッジ』『あつい胸さぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)、目黒蓮(『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』)。

奥平大兼は『君は放課後インソムニア』での撮影にて「今回この映画は、石川県七尾市という所で撮影させていただいたのですが、その七尾市の方々のご協力が無ければこの映画は作れなかったなと思っているので、七尾市の方々と原作者のオジロマコト先生に感謝の気持ちを表したいと思います」とコメント。
目黒蓮は『わたしの幸せな結婚』について「撮影が終わった後、こうして賞をいただけると作品というものが、生きつづけてくれてるんだなという事が実感出来てとてもありがたく感じております」と喜びを噛みしめ、また塚原あゆ子監督については「現実を大切にされている方で、芝居経験がまだ少ない時期に出会う事が出来て本当に幸運だと思いました」と語った。

最優秀女優賞:黒木華(『せかいのおきく』『ヴィレッジ』『映画 イチケイのカラス』『ほつれる』『#マンホール』)、菊地凛子(『658km、陽子の旅』)。

今年数々の作品に出演した黒木華は「私がこの『TAMA映画祭新人女優賞』をいただいてから10年経ちました。また10年の時を経て、この場所に来れた事を嬉しく思います」と話し、『せかいのおきく』の現場の雰囲気はどうでしたか?の問いに「監督が関西人という事もあって和気あいあいとした現場で、毎日うんちの出来について話していました」と言うと、場内が笑いに包まれた。

最優秀男優賞:鈴木亮平(『エゴイスト』『劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室』)、佐藤浩市(『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛け人・藤枝梅安2』『大名倒産』『キングダム 運命の炎』『ファミリア』『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』。
鈴木亮平は『エゴイスト』での撮影を「この映画の撮影期間はほんの20日間程度でしたが、宮沢氷魚君、阿川佐和子さん、松永大司監督とスタッフ全員一つになって走り抜けてきました。今思うと、本当にあの時間は夢のような期間でした」と振り返った。

特別賞:『リバー、流れないでよ』(上田誠氏、山口淳太監督、はじめヨーロッパ企画、及びスタッフ・キャスト一同)、『君たちはどう生きるか』宮﨑駿監督、及びスタッフキャスト一同)。
『リバー、流れないでよ』では上田誠監督が「2分間の長回しを36回繰り返すという思い切った手法で映画を作った」との熱い思いを吐露。
そのほかにも、最優秀新進監督賞に福永壮志監督(『山女』)、金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)。最優秀作品賞には『怪物』、『雑魚どもよ、大志抱け!』が受賞となった。

取材:内野ともこ、撮影:南野こずえ

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