佐々木蔵之介、理想は友達夫婦!『夫婦フーフー日記』ウェディングイベント


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『夫婦フーフー日記』の公開を記念して本物の結婚式場でイベントが行われ、佐々木蔵之介と永作博美が劇中のウェディングスタイルを彷彿とさせる衣装で華やかに登場。ゲストとして、清水浩司(原作者)も登壇した。(2015年5月5日 リュド・ヴィンテージ目白)

38歳という若さでこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナこと清水浩司の闘病ブログから生まれた書籍「がんフーフー日記」(小学館刊)。長年友人だった「ヨメ」と出会って17年目にして結婚、1ヶ月後に妊娠発覚。その5ヶ月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚。怒涛の育児と闘病生活を送っていく夫婦が駆け抜けた493日の記録。映画化にあたり、<死んだはずのヨメと残されたダンナが、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る>という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想いや家族愛を浮き立たせ、笑いながら涙が溢れるストーリーが誕生。
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会場に招待された一般の夫婦・カップルから質問が挙げられ、それぞれが回答した。

Q.理想の夫婦ってどんなものですか?

佐々木 「この映画を通して思ったのが、17年間友達を経て結婚したからすごくわかり合えていて。いい距離感でお互いを理解しているので、友達夫婦が素敵だなと。“いつも笑顔で生きていく、いつも笑って笑わせて生きていく”というのがすごく素敵だと思いましたね」

永作 「二人それぞれの道があって、一緒に歩いていくという微妙な距離感を今回やらせていただいて、風通しがいいと感じる夫婦って素敵だなと。もっと一緒にいたいと思わせるような、爽やかな二人だといいなと思います」

Q.ケンカは得意ですけど、感謝の気持ちを伝えられない。どのように感謝の気持ちを伝えられていますか?

佐々木 「歌にして……(会場笑)もうストレートに「ありがとう」じゃないですか。ダメなら書くしかない。でも、その気持ちは伝わっていると思いますよ」

永作 「歌うくらい勇気のいることかもしれませんね、素直になるということは。なかなか難しいですね。言葉にできないのでしたら、洗濯をしてみるとか、洗い物をしてみるとか。いつもと違う事をちょろっとしてみると分かってもらえるかもしれないですね」

清水 「言いたくても言えない、モゾモゾした感じだけでも何か伝わるものがあるような気がするんですよね。言いたくても言えない感をアピールする形で(笑)」
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Q.結婚したいと思っている相手に、どうたらプロポーズしてもらえるでしょうか?

佐々木 「詩に書いて……(会場笑)押してもダメなら引いてみましょう。そんなのはどうでしょうか?」

永作「見合いするかもしれない(と言ってみる)ですね。実家に行ってみたらそんな話があって……ですかね。それもかなりの賭けですよね」

最後に、清水からサプライズの手紙が読み上げられ「この映画に出演してくださってありがとうございました。出来あがった作品を観て、おふたりの姿が私たち自身の姿に重なることが何度もありました。私たち夫婦の人生は誰よりも報われたものになりました」との感謝の想いが述べられた。

永作は「報われたという言葉が出てきたことが本当に嬉しいし、私も参加できて良かったなと思っています」と笑顔で受けとめ、佐々木も「演じさせていただいて、本当に誇りに思いますし光栄です。最後に報われたと言われる僕たちこそ、本当に報われたと思っています。“こんな状況でも、いつも前を見て今を笑って生きていったふたりがいて、それを支える仲間たちがいたということがなんて素敵なんだ。生きるってなんて素敵なんだ”という映画なので多くの人に観ていただきたいと思っております」と、力強く語った。

取材・スチール撮影 南野こずえ


『夫婦フーフー日記』fufu_main
出演:佐々木蔵之介 永作博美/佐藤仁美 高橋周平/並樹史朗 梅沢昌代 大石吾朗 吉本選江 宇野祥平 小市慢太郎/杉本哲太
原作:川崎フーフ「がんフーフー日記」(小学館刊) 監督:前田弘二 脚本:林民夫・前田弘二
(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
公式サイト:http://fu-fu-nikki.com
5月30日(土)より、新宿ピカデリー他にて全国ロードショー

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