野村周平、二階堂ふみロックに乾杯!『日々ロック』舞台挨拶


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史上最強のムチャぶりエンターテイメント『日々ロック』の公開記念舞台挨拶が行われ、野村周平、二階堂ふみ、前野朋哉、落合モトキ、岡本啓佑、喜多陽子、The SALOVERS(古舘佑太郎、藤川雄太、藤井清也、小林亮平)、竹中直人、入江悠監督が登壇した。(2014年11月23日 新宿ピカデリー)

「これだけのキャストが集まったのは初めてです。でも、蛭子さんがいないんです。撮影中から「帰りたい」とずっと言っていましたが、ついにいなくなっちゃいました(笑)」と入江悠監督が早々に笑いを誘った。

「一番してみたいロックなことは?」という質問がキャストに投げかけられた。
野村周平「ディズニーランドを買い占めて、10人ぐらいで遊びたいですね。男3人、女7人くらいで(笑)」
二階堂ふみ「今、すごく切り絵をはじめようと思ってて。繊細な作業というか、内に向かっていく感じがロックだなと」
前野朋哉「結婚式をまだやっていないので、ディズニーランドでやりたい。男3人、女7人くらいで結婚式を(笑)」
落合モトキ「バンジージャンプをやりたいです。64メートルはチャレンジしたんですけど、100メートルをやってみたい」
岡本啓佑「自分のバンドで24時間耐久ライブをやってみたい」
竹中直人「俺は寿司だぜ!!寿司を脇で握って客に出してぇよ!!マグロ一丁って!」(会場笑)
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入江監督から、主演の野村へ感謝の手紙が贈られるサプライズがあり、「初めての印象は手足が長くて、顔が小さくてモテそうなやつだなと。ちょっとムカツクって思ったくらいです。でも、寡黙な中に秘めた熱さ、役者としての覚悟、原作へのリスペクト・・・僕は『日々ロック』を野村周平に賭けてみようと思いました。地べたを這うような汚らしい役をやり切り、主演としてみんなを引っ張っていく姿に感動しました」と述べると、野村は「やっと褒められて背中がムズムズします。監督は僕も好きです、好きです!」と喜びをあらわにした。

特製のロックバカ酒樽による鏡開きの準備中に、竹中や前野が自身の携帯カメラでキャストと撮影するなど、微笑ましい場面も。最後に全員で本物のウィスキーが入ったロックグラスで乾杯し、幕を閉じた。

全裸にギターな童貞ロッカーを演じる野村は、今までのイメージを覆す全力なヘタレっぷり。また、二階堂はトップアイドルのキュートさと、凶暴な酒乱という新たな魅力を放った本作。今もっとも注目されている二人と、インディ魂な入江監督との融合は、思わず熱くなる、最高にロックな映画を生み出した。

取材・スチール撮影 南野こずえ

【ストーリー】
金なし風呂なし彼女なし。童貞ヘタレロッカー・日々沼拓郎(野村周平)。そんな拓郎が友人の草壁(前野朋哉)、依田(岡本啓佑)とともに結成した名前からして猛烈ダサいバンド“ザ・ロックンロールブラザーズ”は、知る人ぞ知るライブハウス「モンスターGOGO」に住み込みで働いていた。鬼より怖いオーナー・松本(竹中直人)に「家賃も払えねえゴミくずども!」と罵られつつ、ステージに立たせてもらうどん底な日々。拓郎は全裸でギターを抱え、魂を奮いたたせて歌うが、客は毎回数えるほどだった。ある晩、ライブをしていた三人の前に酔っぱらった女が乱入してきた。「お前、童貞だろ?生の女抱いてからロックしな!」。拓郎の頭をビール瓶でぶん殴り、強引にギターを奪った女は名曲の「雨あがりの夜空に」を熱唱し、観客の心を鷲づかみにしてしまう。松本の姪っ子だという彼女の名前は、宇田川咲(二階堂ふみ)。斬新なスタイルでカリスマ的な人気を誇るデジタル系トップアイドルだ。フロアは大混乱、咲と三人は血とゲロにまみれた大乱闘。だが迎えのリムジンに飛び乗る直前、彼女はこう言い残して去っていく。
「お前らダセーけど、けっこー良かったぞ!」少しずつ距離を縮めていく咲と拓郎たちだったが・・・。
“史上最強のロックバカ”と“凶暴なアイドル”の運命は!?
拓郎の叫び=『日々ロック』は本当に、世界を変えることができるのか!?

『日々ロック』
キャスト:野村周平 二階堂ふみ 前野朋哉 落合モトキ 岡本啓佑 古舘佑太郎 喜多陽子/毬谷友子 蛭子能収 竹中直人 監督:入江悠 原作:榎屋克優
制作・配給:松竹 (C)2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
大ヒット公開中!
公式サイト:http://hibirock.jp/

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