『日々ロック』


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「僕にはロックしかない!!」音楽を愛する全人類に贈る、究極の爆音ムチャぶりエンターテイメント!!

2010年から週刊ヤングジャンプで連載中の榎屋克優の『日々ロック』。誌面に注ぎ込まれた膨大な熱量と溢れる音楽愛で“究極のロックコミック”と称される本作が、遂に実写映画化。純粋なロックの持つ力が奇跡を起こす瞬間を全力で切りとった、ド直球青春映画の大傑作が誕生した。

原作の熱量をリアルに活写したのは、『SRサイタマノラッパー』シリーズ(09~12)で映画界を席巻した俊英・入江悠監督。音楽プロデューサーは、元「SUPERCAR」のいしわたり淳治に白羽の矢が立てられ、劇中で演奏される楽曲は「滝善充(9mm Parabellum Bullet)」や「DECO*27」、「爆弾ジョニー」、「忘れらんねえよ」など、注目のミュージシャンたちが手掛けている。ibi_2

【ストーリー】
「あたしのために曲書いてくれない?」
トップアイドルが、売れないロックバカに作曲を依頼した!!これって、前代未聞のムチャぶり??

金なし風呂なし彼女なし。童貞ヘタレロッカー・日々沼拓郎(野村周平)。そんな拓郎が友人の草壁(前野朋哉)、依田(岡本啓佑)とともに結成した名前からして猛烈ダサいバンド“ザ・ロックンロールブラザーズ”は、知る人ぞ知るライブハウス「モンスターGOGO」に住み込みで働いていた。鬼より怖いオーナー・松本(竹中直人)に「家賃も払えねえゴミくずども!」と罵られつつ、ステージに立たせてもらうどん底な日々。拓郎は全裸でギターを抱え、魂を奮いたたせて歌うが、客は毎回数えるほどだった。

ある晩、ライブをしていた三人の前に酔っぱらった女が乱入してきた。「お前、童貞だろ?生の女抱いてからロックしな!」。拓郎の頭をビール瓶でぶん殴り、強引にギターを奪った女は名曲の「雨あがりの夜空に」を熱唱し、観客の心を鷲づかみにしてしまう。松本の姪っ子だという彼女の名前は、宇田川咲(二階堂ふみ)。斬新なスタイルでカリスマ的な人気を誇るデジタル系トップアイドルだ。フロアは大混乱となり、咲と三人は血とゲロにまみれ、大乱闘に。だが迎えのリムジンに飛び乗る直前、彼女はこう言い残して去っていく。「お前らダセーけど、けっこー良かったぞ!」ibi_3

売れないがロックを愛する心は誰にも負けない“自由”な拓郎と、トップアイドルとして活躍しながらも本当は自分のやりたい音楽が出来ずに苦しんでいる咲。二人は互いに自分にないものを持っていた。少しずつ距離を縮めていく咲と拓郎たち。三人がライバルのヴィジュアル系グループとバンド存続を賭けて勝負した夜、ついに咲は拓郎にこう頼む。「お願い、曲書いて。私にはもう時間がないの」。拓郎の才能を確信した咲は、自分のホールツアーに彼らを招待。さらに敏腕音楽プロデューサー・風間(毬谷友子)に彼らのライブを見てほしいと頼み込む。だが風間の反応は冷たく、「歌はありきたり。テクニックは三流。」と最低評価。全否定され、ブチ切れたバンドは互いをなじり合って取っ組み合いのケンカとなり、うっかり「モンスターGOGO」に火を放ってしまう。バンド崩壊の危機を迎える三人。一方、咲の“残り時間”も刻一刻と終わりに近付いていた―!!最悪に最悪が重なり、さらなるどん底に突き落とされる拓郎だったが、ロックバカは寝ても覚めてもロックバカだった!!

はたして“史上最強のロックバカ”と“凶暴なアイドル”の運命は!?拓郎の叫び=『日々ロック』は、本当に世界を変えることができるのか!?

『日々ロック』
野村周平 二階堂ふみ 前野朋哉 落合モトキ 岡本啓佑 古舘佑太郎 喜多陽子 / 毬谷友子 蛭子能収 竹中直人
監督:入江悠 原作:榎屋克優「日々ロック」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載中)
配給:松竹 ©2014「日々ロック」製作委員会 ©榎屋克優/集英社
2014年11月22日公開!
公式サイト :http://hibirock.jp

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