『僕がジョンと呼ばれるまで』


boku_MAIN
アメリカの介護施設で行われた おばあちゃんたちの“チャレンジ”
それはみんなが笑顔になる 希望の物語。

老いること、それは誰も避けることのできない人生の季節。肩の荷を下ろすように、少しずつ過去のことを忘れていくのは自然なことです。しかし、たとえば認知症。いまだに根本的な治療法はなく、突然のことに本人も家族も戸惑います。私たちは、この難しい病とどう付き合っていけば良いのでしょう?
どうしたら人生の最後の季節を自分らしく生きることが出来るのでしょうか?

本作は、アメリカの介護施設で行われた認知症改善の取り組みを追ったドキュメンタリー。
boku_sub2
【ストーリー】
平均年齢80歳以上のアメリカ・オハイオ州にある高齢者介護施設。ここに暮らす多くの方が認知症です。スタッフのジョンは施設で暮らすおじいちゃんおばあちゃんに毎日たずねます。「僕の名前を知っていますか?」
でも、答えはいつも「いいえ」。何度名前を伝えても覚えていません。そんな彼女たちが挑戦したある取り組みが、彼女たちの毎日を変えていきます。それはスタッフと一緒に、読み書きや簡単な計算などをすることで認知症の改善を目指すというものでした。boku_sub1

エブリン(93歳)は認知症と診断されて2年。自分の名前も書けず、ジョンとの会話もかみ合いませんでした。しかし彼女にも大きな変化が表れます。趣味の編み物を再び始め、笑顔でジョンに話しかけるようになりました。そして、かつてお得意だった辛辣なジョークまで復活したのです。そのことは、ジョンやスタッフ、そして家族をも笑顔に変えました。この物語に登場する人たちの笑顔が、私たち誰もが抱える不安を希望に変えるヒントになるはずです。

『僕がジョンと呼ばれるまで』
プロデューサー:太田茂 監督:風間直美、太田茂
取材:水野潤 制作協力:共同テレビジョン
製作・配給:仙台放送 配給協力:東風 (C)2013 仙台放送
公式サイト http://www.bokujohn.jp
3月1日(土)より 東京都写真美術館ホールほか 全国順次公開!

記事が気に入ったらいいね !
最新情報をお届け!

最新情報をTwitter で