『アンライバルド』プレミア上映、独占レポート!



子供たちの夢を叶えた作品『アンライバルド』が、調布映画祭2012(会期2012年3月10日~3月11日)にてプレミア上映を迎えた。写真左より、西田圭佑、稲谷奈々、中島央監督、マサヨシ、矢景賢一。

【作品が誕生した経緯】
中島央監督が代表を務める、株式会社スーパーフィルムメーカーの『あなたの人生を映画化します』プロジェクトの第1弾。全国のペガサス学習塾に通う生徒の中から夢への想いが特に強かった、稲谷奈々(ナナ役)、マサヨシ(マサヨシ役)、矢景賢一(ケンイチ役)の3人が主演に抜擢された。


Q. プレミア上映を迎えて、一言お願いします。
中島央監督(以下:中島) この子たちが映画に出たいという気持ちがあって、その夢を叶えようじゃないか、実際にプロの手で映画にしてみようということではじまったプロジェクトだったんですけれど、素晴らしい映画になりました。胸を張って、世界中に持っていける映画になったと思います。

Q. 映画を通して学んだことは?
矢景賢一(以下:ケンイチ) 役者になるための気持ちの表し方、仲間とみんなで映画を作っていくということを学ばせていただきました。
マサヨシ(以下:マサヨシ) 誰かが出ていなかったら誰かを教えるという、お互いを教え合うという感じで、人と人との関わりというものを教えてもらいました。
稲谷奈々(以下:ナナ) 苦手を潰していかないと映画を作れないということがわかったので、これは私の人生にも大事なことだなと改めて思いました。

Q. 主演の3人の演技について、どうでしたか?
西田圭佑(ケイスケ役) 主演の3人を観て、すごく上手いなと思いました。自分がこんな上手い人たちの中にいていいのかなと思いました。

Q. 子供たちと一緒に映画を制作してみて、いかがでしたか?
中島 “演技をしようとしない事が、一番良い演技となる”これは、映画における演技にとって真実だと思っています。最初は僕の言っている事が理解できていなかった子供たちですが、共にリハーサルで過ごすにつれ、僕の真意を理解してくれるまでになりました。それは、主演の3人がどんな事があってもチャレンジし続けるという大人顔負けの素晴らしいチャレンジ精神を持っていたからです。僕にとっては本当に嬉しい驚きでしたし、フィルムメーカーとして今までかつて経験した事のない新鮮な気持ちを味わいました。

Q. 完成した作品を観て、感想は?
マサヨシ 撮影現場ではすごく罵倒されましたが、実際に作品を見たらいい感じにできていて、ビックリしました(笑)
ケンイチ 僕も撮影中は自信を無くしていたので、記憶に残らないような作品になるんじゃないかと思っていましたが、想像以上でした。
ナナ すごく良かったです。でも、自分の限界は自分で決めるものだから、もっとやれたかもしれないです(笑)

≪取材後記≫
ー 夢を叶えたら、その先にはもっと大きな夢が生まれ続ける ー
子供たちが夢に気付くキッカケは、知らず知らずのうちに大人が与えているのではないだろうか。
“無敵”を意味する『アンライバルド』な気持ちは、大人こそが忘れてはならないのだ。

取材・スチール撮影 南野こずえ

【ストーリー】3 人の子ども達の、とある日常生活を切り取ったストーリー。
ナナの夢は女優。ケンイチの夢は俳優。マサヨシの夢は漫画家。
ナナとケンイチは友人で、いつもオーディションを受けては不合格。マサヨシも周囲のドリームキラーの影響で心が折れてしまいそう。ある時、マサヨシとナナ、ケンイチはひょんなキッカケで出会う。

『アンライバルド』
キャスト:マサヨシ(マサヨシ役) 稲谷奈々(ナナ役) 矢景賢一(ケンイチ役)
監督・脚本・監修:中島 央
プロデューサー:立石 賢司 総合プロデューサー:高岸 実 鈴木 徹 製作総指揮:田中 俊英
制作:株式会社スーパーフィルムメーカー、株式会社NKL、
株式会社ペガサスプランニング 株式会社P&H ©株式会社スーパーフィルムメーカー

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