EXILEのAKIRAが初の父親&ホスト役『第4回沖縄国際映画祭』プログラム発表会見レポート!!
今年4回目を迎える「沖縄国際映画祭」プログラム発表会見が行われ、人気お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実やピースの又吉直樹、EXILEのAKIRAらが登壇した。写真前列左より平成ノブシコブシの吉村崇と徳井健太、木村祐一、AKIRA、チュートリアルの徳井義実、ピースの又吉直樹、小松悠太、ジャルジャルの後藤淳平と福徳秀介、桜 稲垣早希、後列左よりスリムクラブの真栄田賢と内間政成、かりゆし58の前川真悟、森カンナ、滝裕可里、鈴木奈々、内田流果、藤井隆(2012年2月21日、吉本興業東京本部)
「Laugh&Peace」をコンセプトに開催されている沖縄国際映画祭は、昨年開幕直前に発生した東日本大震災に被災地への思いを込めて、沖縄から“エール”と“心とつながり”を発信した。今年は、被災地への支援の輪をさらに広げる様々な企画やイベントを引き続き行うだけでなく、地域とアジアを縦糸と横糸とし、人と文化の交流する場を目指す。
長編作品コンペティション「Laugh部門」、「Peace部門」では世界11カ国と1つの地域から集められた選りすぐりの26本を上映し、両部門には観客賞となる海人賞(うみんちゅしょう)グランプリ、審査員特別賞となるゴールデンシーサー賞(金石獅子賞)が贈られる。「Peace部門」に選出された『ワーキング・ホリデー』に主演するEXILEのAKIRAは、自身初となる父親・ホスト役の役作りについて聞かれると、「撮影の合間も、子役の林遼威君と絆を深めていきました。ホスト役は、グループ加入前に訪れたことのあるホストクラブが偶然現場に使われていたので、すんなりと役に入り込むことができました。」と撮影を振り返った。
さらに、今回の目玉となるのが特別上映で行われる“オープンエアスクリーン”だ。幅26.65メートル、高さ14.76メートルの巨大スクリーンは東アジア初のお披露目となり、世界の名作や一般募集した“あなたの人生のベストムービー”、被災地で活動するよしもと芸人の葛藤を追ったドキュメンタリー作品を上映する。また、第2会場となる桜坂劇場では「桜坂映画大学」と称し、人気芸人と共に映画を楽しみながら学ぶことができる企画も予定されている。
会見では、沖縄国際映画祭初のガールズステージ「“ちゅらイイ”GIRLS UP!ステージ」の概要なども紹介。人気ブランドのファッションショーや“キレイ”の体験ブースもあり、体感&共感のステージで女の子たちを盛り上げるイベントに参加する鈴木奈々が登場。毛皮の帽子を被りながらも「今日の服装は沖縄をイメージしました」とコメントをし、笑いを誘った。
過去最大の多岐にわたるプログラムが発表され、参加者と一緒に楽しむお祭りを目指し、映画を楽しむきっかけ作りから映画人口増加への貢献も目標としている。同映画祭が日本の映画界を盛り上げる姿に期待したい。
取材・編集 佐藤久美
『第4回沖縄国際映画祭』
日程:2012年3月24日(土)~2012年3月31日(日)【8日間】
会場:沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターおよび周辺地区(第1会場)
那覇市の桜坂劇場および国際通り周辺、北谷町はじめ県内各所(第2会場)
公式サイト:http://www.oimf.jp/jp/