『大津波のあとに』 『槌音』


映し出されているのは、紛れもない ― 現実 ―
2人の監督がレンズを越えて刻む、震災記録映画。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2011 正式上映作品

『大津波の後に』『槌音』 
反響を受け、アップリンクで再再続再映決定!。
日程:2012年1月7日(土)~13日(金) 10:20~
開演場所:アップリンクX (渋谷)

東日本大震災から二週間後の被災地で撮影した2本の作品には、
震災によってもたらされたあの「3月の衝撃」が封じ込められている。

『大津波のあとに』 (監督:森元修一/73分)
 2011年3月11日に発生した東日本大震災。その二週間後の仙台、東松島、石巻を撮影した記録。児童108人中74人が津波にのまれてしまった石巻市大川小学校を中心に描いた、街とそこに生きる人々の姿を静かな映像の中に刻みつけている。

『槌音』  (監督:大久保愉伊/23分)
 故郷の岩手県大槌町が被災、家族も被害を受けた監督が東京に持ってきていたことで津波に流されることを免れた震災前の貴重な映像も使い、編み上げた鎮魂の詩。

日本のみならず、世界中に衝撃を与えた東日本大震災。時間の経過による風化・忘却に抗するために、この2作品に込められた被災地の記憶、被災者の声を届けたい。

【 『大津波のあとに』 『槌音』に寄せられた感想 】
「撮る人が感じている罪悪感とか、無力感とか、私たちが東京で感じているものを思い出したような気がします」(30代・女性)
「『大津波のあとに』は被災地に対してどう距離を持って接し、考えていったらいいかわからない、多くの人の立場に重なりながら、現地にいる人たちの、かけがえのない感情にぶつかっていく映画だと思います」(切通理作 文化批評)

『大津波のあとに』『槌音』公式HP http://fartheron.soragoto.net/index.html
都内での再映も決定。スケジュールはホームページにて順次掲載。

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