最新作は3騎士が再集結!『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』初日舞台挨拶



牙狼シリーズ最新作『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』がついに封切り!初日舞台挨拶には主演の栗山航、池田純矢、青木玄徳、井上正大、南里美希、雨宮慶太監督が登壇し、駆けつけたファンを息のあったトークで楽しませた。(2018年1月6日 新宿バルト9)

本作はTVシリーズ『牙狼<GARO>~闇を照らす者~』(2013年)、『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』(2015年)に続く、牙狼シリーズ最新作。流牙(栗山航)・猛竜(池田純矢)・哀空吏(青木玄徳)の3騎士が再集結し、最凶ホラー・ジンガ(井上正大)と宿命の戦いを繰り広げる。

舞台挨拶はまず出演キャストが一言ずつ新年の挨拶や来場への感謝を述べ、さらに雨宮監督が「キングスマンじゃなく牙狼を観に来てくれて嬉しい」とのコメントで笑いを誘い、和やかなムードでスタート。

2013年の『牙狼〈GARO〉~闇を照らす者~』と本作を比べての変化について、主人公・流牙を演じた栗山は「黄金騎士としての揺るぎない部分は変わらない。昔はすごく少年っぽく、今は端から見ても大人っぽくなった。そこが変わったところ」と、キャラクターの成長を感じたことを明かしました。それを受けて莉杏役の南里が「莉杏もあんな生意気なギャルからこんな立派な女性に」と茶目っ気たっぷりにコメント。

今回の大きな見どころである3騎士の再集結について雨宮監督は「猛竜と哀空吏は前から出したかったけど、いろんな事情で実現しなかった。今回の映画ではまず出演が決まったのを確認してから話を固めていった」と思い入れを語った。

本作は衣装にも変化が。流牙と莉杏の衣装は「今回は全員黒にしたかった」との雨宮監督の狙いから色が一部変更されており、また衣装が一新された猛竜役の池田は「鏡を見たら、首から長いストールをかけているから貴乃花親方みたいだった」とジェスチャーを交えてコメント。それに対して哀空吏役の青木が「マジ卍でしたね」とツッコミ。テンポのいいやりとりに会場からは大きな笑いが。

本作で復活したジンガ役の井上は、衣装にスカート風の飾りがついたことについて「スカートが引っかかって戦うシーンが大変だった。二度とこの衣装でアクションをしたくないと思いつつ、すごく好きな衣装」と話し、壇上でキックを披露する一幕も。

撮影現場での印象として、キャストの誕生日に動画プレゼントのサプライズを行ったエピソードを披露し、和気あいあいとした雰囲気だったことが明かされた。その後、金色のコスチュームに身を包んだ黄金騎士が登場し、フォトセッションではマスコミだけでなく来場したファンたちも撮影を楽しんだ。

舞台挨拶は監督・キャストが見事なチームワークで終始会場を沸かせるもので、最後の挨拶で栗山は「またこうして『牙狼』という作品で皆さんとお会いできるのはすごく嬉しいこと。これからもご声援とパワーがあればきっと僕たちはよみがえってくると思うので、変わらぬ応援をお願いいたします」と力強くアピール。

「『牙狼』シリーズは応援してくださる皆さんがいて成立している作品で、猛竜と哀空吏が今回出演したのも、3騎士の姿を見たいというファンの方の声があったからです。『牙狼』はまだ続きますが『牙狼〈GARO〉~闇を照らす者~』から始めた話は一旦ここで区切りになります。皆さんの観たいという声があれば僕たちスタッフもまた考えますので、それまでは新しいお仕事を頑張る出演者の人たちを応援してあげてください。成長してまたここで集まって、違う作品をつくれたりするといいなと希望を持てると思います」と雨宮監督が締めくくった。

取材 澤田絵里

『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』
©2017「神ノ牙」雨宮慶太/東北新社
新宿バルト9ほか全国公開中

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