一夜限りのレベッカ!劇場版『REBECCA LIVE’85 Maybe Tomorrow Complete』舞台挨拶



劇場版『REBECCA LIVE’85 Maybe Tomorrow Complete』プレミア上映の舞台挨拶が行われ、「REBECCA」のNOKKO、土橋安騎夫、高橋教之が映画の舞台挨拶に初登壇した。(2017年6月25日 新宿バルト9)

1984年にメジャーデビューした「REBECCA」はヴォーカルのNOKKO、キーボードの土橋安騎夫、ベースの高橋教之、ドラムの小田原豊からなるバンド。紅一点であるNOKKOのキュートでパワフルな歌声やファッションが話題となりブレイク。4枚目のシングル『フレンズ』が大ヒットし、アルバムもミリオンヒットを記録したが人気絶頂のなか1991年に解散。2015年に再結成した。

本作は1985年12月25日に渋谷公会堂で行われた伝説的なライブ『REBECCA WORLD CONCERT TOUR ~Maybe Tomorrow』の映像をノーカットで編集。映画館で一夜限りのプレミア上映となった。

32年を経てよみがえった映像だが、NOKKO自身は「人生で初めて自分のライブ映像を観たんです」と意外なコメント。さらには「すごかったですね!ビックリしました!」と驚きを隠せない様子。しかし土橋も「当時はチェックで部分的には見るけど、出来上がった映像をちゃんと見なかった」と言い、「私たちは、あまりそういう人たちじゃなかったわね。照れくさいというか」とNOKKOも当時を振り返った。

『Maybe Tomorrow』を作っていた頃、「忙しくなってきて走らなきゃという思いでいた」ことを明かし「ソニーのロビーでカールスモーキー石井さんに対して「うるさい!今詩を書いているの!」と言っちゃって。切羽つまっていたエピソードです」と笑いながら吐露した。

7月より行われるライブツアーの話題になり、NOKKOが「新しい曲を引っさげて」と発表すると会場からは喜びの拍手が巻き起こり、続けて土橋も「同窓会ライブじゃないんだぞ!という感じで」と意気込みをあらわにした。

ファンとともに「oh フレンズ」の掛け声でフォトセッションに応じると、会場を見渡し「全員で年取ってるっていうか、微笑ましくていいなと感じました」とNOKKOが笑顔で締めくくった。

取材・スチール撮影 南野こずえ

劇場版『REBECCA LIVE’85 Maybe Tomorrow Complete』
企画・主催:ソニー・ミュージックダイレクト

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