EXILE HIRO、本物にこだわった時代劇『たたら侍』初日舞台挨拶



『たたら侍』初日舞台挨拶が行われ、主演の青柳翔、AKIRA、小林直己、田畑智子、石井杏奈、甲本雅裕、宮崎美子、早乙女太一、でんでん、佐野史郎、笹野高史、津川雅彦、EXILE HIRO、錦織良成監督が登壇した。(2017年5月20日 新宿バルト9)

エグゼクティブプロデューサーであるEXILE HIROによる映画初プロデュースとなる本作は、『第40回モントリオール世界映画祭』での最優秀芸術賞をはじめ海外の映画祭で高評価を得ており、青柳演じる伍介が葛藤や挫折を繰り返し、真の「侍」へと成長していく本格時代劇映画。

MC ひと言ずつコメントをお願いします。
錦織良成監督 本物の日本映画をという思いで作りました。あまたの映画の中でこの映画を選んでくれて感謝を申し上げます。
EXILE HIRO 『たたら侍』は時代劇ですけど、現代の僕らに通ずるものが沢山あると思います。主人公・伍介の成長を見ながら、本当の強さとは何かを感じていただけたらなと思います。
津川雅彦 すごいスケールの大きい映画で、ハリウッド並みの映画だなと思います。HIROさんがコンビニを差し入れしてくれて、相当なスケールですよ。コンビニ1軒で、食べると補充があるんです。スケールの差……やっぱり50億の映画です(笑)
青柳翔 こうして無事に初日を迎えることができたのも、スタッフのみなさまや大先輩がた、沢山の方がご協力してくれたおかげで迎えることできたと思っております。
田畑智子 本当に素晴らしい映画ができたと思います。色々な思いがこもった作品になったと思います。改めて映画って素晴らしいな、日本っていいなと思いました。この思いがみなさんの胸に届くことを祈っております。
小林直己 人生のターニングポイントとなる作品に参加させていただいて光栄です。日本人として知っているはずの景色や感覚を気付かせてくれるような作品なので、自分自身とリンクする役を見つけて、自分のことと思って観ていただけると、見えてくるものがあると思います。
石井杏奈 私自身、『たたら侍』を通して日本の良さをすごく感じることができたので、多くの方に日本の良さを届けていけたらいいなと思います。

AKIRA 僕自身もこの映画から沢山のことを学びました。その魂がみなさんに届くことを願っております。
宮崎美子 青柳君(伍介役)の成長をはらはら見守る気持ちになると思うんです。実際に青柳君を見ていても、本当に生真面目で緊張感もあり……でも、もうちょっと面白みがあってもいいかなと(笑)一生懸命なところが良くて、応援したくなるんですよね。この映画で、彼自身が一回り大きくなったなと思いました。
早乙女太一 本日はありがとうございます。日本の魅力が詰まった映画になっています。
甲本雅裕 みなさんがイメージする侍ってあると思うんですけど、この映画ではまた違った侍像をお見せできると思うのでしっかりと侍魂を観て帰ってください。
でんでん この映画を観て、お父さんお母さんに薦めてください。とっても素晴らしい映画です。
佐野史郎 最後まで集中していないと「佐野さん、どこ出てたの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ずっと物語を追っていけば「なるほど」という役柄になっています。平和への祈りを込めた作品ではないかなと僕は感じました。
笹野高史 一番困ったのは身長差です。監督が上手いこと考えてくださって、ほぼ同じ身長のように映っております。そこらへんを注目してください。

MC 世界7か国19の賞を受賞し、海外でも高い評価を得ていますが、日本公開を迎えたお気持ちと海外での反応をお聞かせください。
青柳 海外の人は反応がストレートでその中で評価していただけたのは本当に嬉しかったです。日本の良さや美しさ、伝統を受け入れてくれた気がしました。ようやく公開することができたのは沢山の方に支えられたからで、沢山の方に観ていただきたいです。

MC 初プロデュースの作品が初日を迎える感想をお聞かせください。
EXILE HIRO 監督と出会って、色々指導していただいたから出発できたんですけど、素晴らしいスタッフのみなさんに支えられて最高の映画が出来たと思います。“日本の文化を世界に”というテーマでの企画なので、『たたら侍』が世界で評価されたことも嬉しいですし、真剣に本気で“本物をどう表現するか”という強い思いがここに繋がっているんだなと改めて思います。日本中の人が日本の心を感じて、何か『たたら侍』で残せたらなと思います。

MC 最後にメッセージをお願いします。
錦織監督 「若い人には時代劇は難しいんじゃないかな」とHIROさんに話したとき、「本物を作れば若い人もきっとわかってくれる」と力強い言葉をくれました。多くの世代の方に届けばこんなに嬉しいことはありません。先人の命があって僕たちの命があるという重そうなテーマなんですけど、伍介に自分の心を重ねればきっとわかってくれると思います。
青柳 伍介の本当の強さを感じていただけたら嬉しいです。

取材・スチール撮影 南野こずえ


『たたら侍』
2017年5月20日(土) 新宿バルト9・TOHOシネマズ新宿 ほか全国公開
©2017「たたら侍」製作委員会

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