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2月13日より公開となる『鉄の子』で、主演を務める田畑智子さんにインタビュー!
ほっこり笑顔と、吸い込まれそうな瞳が印象的な田畑さんは、12歳から女優として活動。幅広い演技で魅了しつづける実力派であり、本作では複雑な家庭の母親役を好演している。作品の裏話から、家族や生まれ育った祇園のことなど、たっぷりお伺いいたしました。

【『鉄の子』ストーリー】母・やよい(田畑智子)と二人暮らしの陸太郎(佐藤大志)のもとに、再婚相手の父・紺(裵ジョンミョン)と娘・真理子(舞優)が引っ越してきた。陸太郎と真理子は学校で同じクラスになり、周囲の友達にからかわれてしまう。両親を離婚させるため、2人は「リコンドウメイ」を結成!あの手この手を使って離婚させようと企むが・・・

Q.キャスティングで真っ先に母親役の田畑さんが決まったそうですが、プレッシャーは感じましたか?
プレッシャーは、いつも感じないようにはしているんですよ。プレッシャーを感じる時は、舞台挨拶とか自分の素になって人の前に立つときなんです。

Q. 役者としてスギちゃんが出演していて、共演シーンはありませんでしたが、演技や役柄をどう感じましたか?
すごく好きです!ご本人にも「スギちゃん素敵でした!」って言いましたよ。すごくいい味というか、あんな人が子供の頃にいたらいいなと思いました。tetsunoko_03
Q. スギちゃんに初めてお会いしたのはいつですか?
実は、お家に遊びにいきました(笑)共通の友人がいたので、スギちゃんのお家にお邪魔することになりまして。もう撮り終わった後でしたけれど、それがはじめましてでした。

Q. 監督の実体験をベースに、複雑な親子関係が描かれていますが、やよいを演じる上で共感できる部分はありましたか?
強さと弱さの波って、色んな女性が持っていると思うんですよ。女性としての強さや弱さは(台本を)読んでいて共感しましたね。私はまだ、結婚もしていなければ子供もいませんが、甥っ子と姪っ子がいまして。子供に救われる事や、子供に言われるひと言って、すごく大きいなって感じます。役柄でも、息子に言われる言葉って大きいなって思いました。

Q. 連れ子の真理子と心を通わせる瞬間が印象的だったのですが、田畑さんにとって母親という存在は?
私が一番憧れている存在です。うちの両親で良かったなって思います。お母さんが憧れの女性だし、母親であってくれて良かったなって思うし。強いんですよ、お父さんを立てるところとか。でも、お母さんの弱い部分もすごく見てきました。あれだけ実家が特殊(祇園の老舗料亭)なので、そこを支え続けているのはきっとお母さんだなと。女って強いです。

Q. 京都のご出身とのことですが。
子供の頃は祇園の街が嫌でした。遊ぶ場所もないし、厳しかったんです。友達の家に遊びに行く時も、必ず手土産を持っていったり、親同士で連絡し合って何時までに帰ってきなさいとか。「もうイヤー!」って感じだったんですけど、今となっては自慢ですね。離れてみてやっとわかりました。大人になって、周囲に京都や祇園を好きな人が多くて、「そうなの?」って思います(笑)tetsunoko_05

Q. 普段は、関西弁って使われますか?
そうですねー、関西の人がいると出ますね。
(記者)私、大阪出身なんです。
ほな、出ますわー(笑)

Q. 旦那役の紺ちゃんは、ちょっとダメ男でありつつ憎めないタイプですが、実際にいたら惹かれますか?
私は男らしい人の方がいいので「俺についてこい!」みたいな、スギちゃんがタイプですね(笑)
紺ちゃんは、優しいんですよね。そういう部分にやよいは惹かれたのかなと。同時に、やよいがダメ男にしちゃったんじゃないかなとも感じます。すれ違ったりするのって、どっちかが悪いという訳ではないと思っているので、そうさせてしまった自分(やよい)もいるんじゃないかなと思います。

Q. 現場では、子供たちとどのように接していましたか?
ほとんど一緒にいようと心掛けていましたね。控え室も全員一緒だったので、毎日みんなで楽しくお弁当を家族4人で食べていましたし、遊んだりもしました。陸太郎が緊張する子だったのですが、カメラが回っていない時はいい笑顔で遊んでいるんですよ。何とかそれをカメラの前でも引き出したい!と思いました。

Q. 「リコンドウメイ」を組んで両親を離婚させる野望を抱きますが、田畑さんの小さな野望を教えてください。
私、年女なんです。お母さんも年女なので、「節分は京都に帰って来い」と言われていて。一緒に豆まきをして、厄払いをするというのが今の野望かな(笑)

Q.真理子と陸太郎は、子供らしさもありつつ、時々大人な一面もありますが、子供の頃はどのような子でしたか?
今の小学生は大人ですよ!真理子も陸太郎もすごく礼儀正しい子だったし、お仕事としてお芝居をしている子なんだなと思いました。私もデビューが小学6年生でしたけれど、すごくガキだったなと感じました。その頃は、監督がすごく怖くて、とにかく監督の視界に入らないよう逃げていて(笑)色んなところに隠れたりして迷惑をかけていましたね。「もう1回」しか言われないので、理由がわからなくて。悔しくてすぐ泣いていました。負けず嫌いで、悔し涙が多かったので“頑固な子”ですね。tetsunoko_06

Q.家族がテーマの作品ですが、家族とはどんな存在ですか?
父親と一番仲がいいんです(笑)18歳の時に上京して、生まれ育った街の事をちょっと客観的に見れるようになりました。小さい時はすごく嫌だったし、両親も家にはいたけれど、仕事をしているから顔色をうかがったりしていて。でも、やっぱりうちの両親で良かったですし、他人に自慢できる親です。離れてみて思うんですけど、家族同士でよく喋るんですよ、電話も毎日かかってくるし、京都に帰るとみんなで食事に行ったりして。家族って、“何でも話し合える”そんな存在だなって思うし、会話が大事ですね。

Q. 陸太郎の「お母さんには僕がいる」というセリフのように、ご自身の心の支えになっているような、大切にしている言葉はありますか?
「相手の言葉を聞く」、「相手の事を見る」ということを普段から心がけていますね。

Q. 最後に本作に込めた想いや、これから観る方へメッセージをお願いします。
家族って、色んな形があると思うんです。この作品は家族、夫婦、親子、子供同士とか、様々な見方ができる作品なので、観ていただいた方には、それぞれの強い意志が伝わればいいなと思います。

取材・インタビュアー:南野こずえ、スチール:松井和幸

『鉄の子』鉄の子メイン_サイズ小
キャスト:田畑智子/佐藤大志 舞優/裵ジョンミョン/スギちゃん 監督:福山功起
エンディング曲:「大人になったら」GLIM SPANKY(ユニバーサルミュージック/アムニス)
2015年/日本/74分 配給:KADOKAWA ©2015埼玉県/SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
公式サイト:www.tetsunoko.jp
2月13日(土) 角川シネマ新宿、MOVIX川口ほか全国順次公開

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「俺についてこい!」スギちゃんがタイプ!『鉄の子』主演・田畑智子インタビューhttp://eigairo.com/wp-content/uploads/2016/01/tetsunoko_04-600x400.jpghttp://eigairo.com/wp-content/uploads/2016/01/tetsunoko_04-200x150.jpgシネマカラーズインタビュー画像満載!取材レポインタビュー,南野こずえ,松井和幸,田畑智子2月13日より公開となる『鉄の子』で、主演を務める田畑智子さんにインタビュー! ほっこり笑顔と、吸い込まれそうな瞳が印象的な田畑さんは、12歳から女優として活動。幅広い演技で魅了しつづける実力派であり、本作では複雑な家庭の母親役を好演している。作品の裏話から、家族や生まれ育った祇園のことなど、たっぷりお伺いいたしました。【『鉄の子』ストーリー】母・やよい(田畑智子)と二人暮らしの陸太郎(佐藤大志)のもとに、再婚相手の父・紺(裵ジョンミョン)と娘・真理子(舞優)が引っ越してきた。陸太郎と真理子は学校で同じクラスになり、周囲の友達にからかわれてしまう。両親を離婚させるため、2人は「リコンドウメイ」を結成!あの手この手を使って離婚させようと企むが・・・Q.キャスティングで真っ先に母親役の田畑さんが決まったそうですが、プレッシャーは感じましたか? プレッシャーは、いつも感じないようにはしているんですよ。プレッシャーを感じる時は、舞台挨拶とか自分の素になって人の前に立つときなんです。Q. 役者としてスギちゃんが出演していて、共演シーンはありませんでしたが、演技や役柄をどう感じましたか? すごく好きです!ご本人にも「スギちゃん素敵でした!」って言いましたよ。すごくいい味というか、あんな人が子供の頃にいたらいいなと思いました。 Q. スギちゃんに初めてお会いしたのはいつですか? 実は、お家に遊びにいきました(笑)共通の友人がいたので、スギちゃんのお家にお邪魔することになりまして。もう撮り終わった後でしたけれど、それがはじめましてでした。Q. 監督の実体験をベースに、複雑な親子関係が描かれていますが、やよいを演じる上で共感できる部分はありましたか? 強さと弱さの波って、色んな女性が持っていると思うんですよ。女性としての強さや弱さは(台本を)読んでいて共感しましたね。私はまだ、結婚もしていなければ子供もいませんが、甥っ子と姪っ子がいまして。子供に救われる事や、子供に言われるひと言って、すごく大きいなって感じます。役柄でも、息子に言われる言葉って大きいなって思いました。Q. 連れ子の真理子と心を通わせる瞬間が印象的だったのですが、田畑さんにとって母親という存在は? 私が一番憧れている存在です。うちの両親で良かったなって思います。お母さんが憧れの女性だし、母親であってくれて良かったなって思うし。強いんですよ、お父さんを立てるところとか。でも、お母さんの弱い部分もすごく見てきました。あれだけ実家が特殊(祇園の老舗料亭)なので、そこを支え続けているのはきっとお母さんだなと。女って強いです。Q. 京都のご出身とのことですが。 子供の頃は祇園の街が嫌でした。遊ぶ場所もないし、厳しかったんです。友達の家に遊びに行く時も、必ず手土産を持っていったり、親同士で連絡し合って何時までに帰ってきなさいとか。「もうイヤー!」って感じだったんですけど、今となっては自慢ですね。離れてみてやっとわかりました。大人になって、周囲に京都や祇園を好きな人が多くて、「そうなの?」って思います(笑)Q. 普段は、関西弁って使われますか? そうですねー、関西の人がいると出ますね。 (記者)私、大阪出身なんです。 ほな、出ますわー(笑)Q. 旦那役の紺ちゃんは、ちょっとダメ男でありつつ憎めないタイプですが、実際にいたら惹かれますか? 私は男らしい人の方がいいので「俺についてこい!」みたいな、スギちゃんがタイプですね(笑) 紺ちゃんは、優しいんですよね。そういう部分にやよいは惹かれたのかなと。同時に、やよいがダメ男にしちゃったんじゃないかなとも感じます。すれ違ったりするのって、どっちかが悪いという訳ではないと思っているので、そうさせてしまった自分(やよい)もいるんじゃないかなと思います。Q. 現場では、子供たちとどのように接していましたか? ほとんど一緒にいようと心掛けていましたね。控え室も全員一緒だったので、毎日みんなで楽しくお弁当を家族4人で食べていましたし、遊んだりもしました。陸太郎が緊張する子だったのですが、カメラが回っていない時はいい笑顔で遊んでいるんですよ。何とかそれをカメラの前でも引き出したい!と思いました。Q. 「リコンドウメイ」を組んで両親を離婚させる野望を抱きますが、田畑さんの小さな野望を教えてください。 私、年女なんです。お母さんも年女なので、「節分は京都に帰って来い」と言われていて。一緒に豆まきをして、厄払いをするというのが今の野望かな(笑)Q.真理子と陸太郎は、子供らしさもありつつ、時々大人な一面もありますが、子供の頃はどのような子でしたか? 今の小学生は大人ですよ!真理子も陸太郎もすごく礼儀正しい子だったし、お仕事としてお芝居をしている子なんだなと思いました。私もデビューが小学6年生でしたけれど、すごくガキだったなと感じました。その頃は、監督がすごく怖くて、とにかく監督の視界に入らないよう逃げていて(笑)色んなところに隠れたりして迷惑をかけていましたね。「もう1回」しか言われないので、理由がわからなくて。悔しくてすぐ泣いていました。負けず嫌いで、悔し涙が多かったので“頑固な子”ですね。Q.家族がテーマの作品ですが、家族とはどんな存在ですか? 父親と一番仲がいいんです(笑)18歳の時に上京して、生まれ育った街の事をちょっと客観的に見れるようになりました。小さい時はすごく嫌だったし、両親も家にはいたけれど、仕事をしているから顔色をうかがったりしていて。でも、やっぱりうちの両親で良かったですし、他人に自慢できる親です。離れてみて思うんですけど、家族同士でよく喋るんですよ、電話も毎日かかってくるし、京都に帰るとみんなで食事に行ったりして。家族って、“何でも話し合える”そんな存在だなって思うし、会話が大事ですね。Q. 陸太郎の「お母さんには僕がいる」というセリフのように、ご自身の心の支えになっているような、大切にしている言葉はありますか? 「相手の言葉を聞く」、「相手の事を見る」ということを普段から心がけていますね。Q. 最後に本作に込めた想いや、これから観る方へメッセージをお願いします。 家族って、色んな形があると思うんです。この作品は家族、夫婦、親子、子供同士とか、様々な見方ができる作品なので、観ていただいた方には、それぞれの強い意志が伝わればいいなと思います。 取材・インタビュアー:南野こずえ、スチール:松井和幸『鉄の子』 キャスト:田畑智子/佐藤大志 舞優/裵ジョンミョン/スギちゃん 監督:福山功起 エンディング曲:「大人になったら」GLIM SPANKY(ユニバーサルミュージック/アムニス) 2015年/日本/74分 配給:KADOKAWA ©2015埼玉県/SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 公式サイト:www.tetsunoko.jp 2月13日(土) 角川シネマ新宿、MOVIX川口ほか全国順次公開シネマから、はじめよう。