いのちの光を見届けたい『ピア~まちをつなぐもの~』
2017年から全国各地で劇場公開され、上映会も国内外で800回以上開催されている映画『ケアニン~あなたでよかった~』。
新人の介護福祉士を通して介護の仕事のありかた、人との繋がりの大切さを描いた作品だが、その製作スタッフが再集結し、若手医師を主人公に在宅医療と介護をテーマにした映画『ピア~まちをつなぐもの~』が誕生した。
主人公の高橋雅人(細田善彦)は病に倒れた父、圭蔵(升毅)の医院を継ぐために、大学病院を辞めざるを得なり、父の要望で訪問診療も始めることになる。大学で先端医療の研究に従事していた雅人には、地域の患者や家族たちの医療には積極的になれず、ケアマネジャーの佐藤夏海(松本若菜)や介護福祉士など他の職種との連携も、プライドが邪魔をしてうまくいかず、雅人は地域医療の中で孤立するようになる。だが、訪問診療に行ったある患者家族との出会いが雅人を大きく変えて行くこととなるーー。
監督は園子温監督の助監督として数々の作品に参加し『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(15)で長編映画監督デビュー、NHK「PTAグランパ」(18)や『ゼニガタ』(18)が話題になった綾部真弥がメガホンを取った。
主人公の雅人には『羊の木』(18)、NHK大河ドラマ「真田丸」(16)、TBS「逃げるは恥だか役に立つ」(16)、NTV「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(19)など様々な作品で活躍する俳優、細田善彦。雅人と対立するケアマネジャーの夏海に『コーヒーが冷めないうちに』(18)の松本若菜。映画『ケアニン』では主人公を演じた戸塚純貴に加え、水野真紀、升毅、尾美としのりといった豪華俳優陣が脇を固める。
在宅医療と介護、看取りを通して、働くことの意味、人と地域との繋がりの大切さを描く、心に染みる作品だ。
■名古屋にて舞台挨拶決定!
劇場:シネマスコーレ
2019年6月1日(土)14:10の回にて
登壇者:細田善彦さん、松本若菜さん
料金一律1000円(ファーストデイのため)
※招待券・完走スタンプカード使用不可。
※前売券使用可。
※当日朝10時ごろより窓口にてチケット販売。
『ピア ~まちをつなぐもの~』
(C)2019「ピア」製作委員会
ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開中