スギちゃん、ワイルドは本当に大事!『みつばちマーヤの大冒険』初日舞台挨拶
『みつばちマーヤの大冒険』初日舞台挨拶が行われ、主演マーヤ役である、はるかぜちゃんこと春名風花、マーヤの親友・ウィリーを40年ぶりに演じた『ドラゴンボール』などのベテラン声優・野沢雅子、そして声優初挑戦となるスギちゃんが登壇した。(2016年9月3日 109シネマズ二子玉川)
MC まずは、ご挨拶をお願いします。
春名風花 マーヤ役の春名風花です。今日は来てくださってありがとうございます。
野沢雅子 ボク、ウィリー。よろしくね。
スギちゃん アリのアーニー役のスギちゃんです。2012年に流行語大賞をいただいてから、人気が衰えることなくここまでやって参りました。
客席にいるスギちゃんと同じ格好をしたファンの方が話題になり、「この方は、本当にしつこいくらい会いに来てくれるんですよ(笑)」と開始早々に笑いを誘った。
MC 野沢さんは最初のTVシリーズからのご出演ですが、どうですか?
野沢 私はウィリー君と一体化しているんですよ。眠そうな目をしていて、好きなんですよ。
MC 主演マーヤを演じてみて、いかがでしたか?
春名 スタジオに入るまでは緊張していたんですけど、スタジオに入ったらマーヤと一体化して芝居に集中できました。仕上がりを見て自分でもびっくりしました。
MC 100年前に書かれた原作小説も読んだそうですが。
春名 原作はドイツ語で、日本語訳を読んだのですが、マーヤの口調がレトロ可愛くて「○○でしたのよ」とかクチに出したくなる可愛さの台詞で。内容はシビアなところがたくさんありました。
MC 初めて声優に挑戦でしたが、どうでしたか?
スギちゃん アニメの声優は初めてやらせていただいたんですけど、初めてかっていうくらいの出来で。「本当に、初めてか?」って自分にも問いかけました(笑)上手かったよね。スタッフに「ここは初めての方には難しいですよ」と言われたシーンも一発OKで(笑)
野沢 本当に素晴らしかったですよ。「思いっきりやった方がいいですよ」と言いました。アニメは思い切りが大切なんです。
MC 印象に残っているシーンはありますか?
春名 見どころは全部なので、全部に注目して見てほしいなと思います。歌のシーンや、旅立っていくシーンなどが自分的には好きです。
野沢 全部なんですけど、ウィリー君はドジなんです。踊りも下手なんだけど、可愛いくて大好きなんです。
スギちゃん 本当に全部いいんですけど、僕とダンディ(坂野)さんが出させて頂いていて、ダンディさんの「ゲッツ!」と私の「ワイルドだろぉ~!」を名作の中に言葉を入れさせていただいて本当に最高です。感無量です。
MC 『みつばちマーヤの大冒険』のタイトルにちなんで、この夏の大冒険はありますか?
春名 マーヤの役作りのために飛んだんですよ。飛ぶイメージがつかなかったので、一人でジェットコースターに乗って「ウフフ」「アハハ」をやりました。自分的には掴めたかもしれないと思ったんですけど、降りたときに周りのお客さんに迷惑だったかなと気づいた時が大冒険でした。
野沢 何にもありませんでしたね。昔、仲間で鍾乳洞に行ったんですけど、私は閉所恐怖症なので、怖くて怖くて。空が見えないのがダメで。
スギちゃん 富士山に行ってね、五合目から登りました。そして六合目でリタイア(笑)下山途中に高山病になるという不思議な現象が起きまして。ワイルドでしょー?
MC マーヤにちなんだ新ネタの披露をお願いします。
スギちゃん 聞いてないですよー。実家のかあちゃんに主演のマーヤ役だって言ってやったぜ。実家の近所はマーヤ役だと思ってるぜ!ワイルドだろぉ~!
映画の主題歌『マーヤダンス』でデビューを飾った竹村愛弓が登場して歌とダンスを披露。そのほかにもグッズのプレゼント抽選会も行われた。
MC 最後にひとことずつお願いします。
野沢 ここにいらしているお客様が、一人5名様をお誘いして観に行ってください。
スギちゃん みんなに広めていただいて、共有してください。マーヤもワイルドだと思うんですよ、ワイルドって本当に大事なことだと思います。お子さんにもどんどんワイルドな事をさせて行ってください。
春名 マーヤはいつも自由な発想で、「これって本当に正しいのかな?」という疑問を持つんです。大人になるにつれて薄れてしまうものだと思うので、思い返してほしいですし、お子さんたちには自由な発想を持ち続けてほしいなと思います。
取材・スチール撮影 南野こずえ