ポール ニックレン写真展「Remote Regions ―辺境の生命―」
ポール ニックレン写真展「Remote Regions ―辺境の生命―」
2014年5月30日(金)~6月24日(火)開催 【入場無料】
★世界の辺境地で撮影したドキュメンタリー作品を展示 ★
(2013年世界報道写真コンテスト「自然」の部受賞作品含む)
ポール ニックレン氏は、幼少期を極寒の海に近い辺境地で過ごし、1995年から、極地に特化して撮影活動をしています。本展では、タイトル「Remote Regions ―辺境の生命―」の通り、極地の環境に生きる野生動物のドキュメンタリー作品を展示します。ご紹介していますコウテイペンギンのほかにも、サウスジョージア島のハイイロアホウドリ、南極海のヒョウアザラシ、ランカスター海峡のホッキョクグマ、ワモンアザラシなどの作品を、大型プリントで展示します。大学で海洋生物学を専攻し、生物学者として働いていた経験もある同氏が、フォト ストーリーを通じて、一般の人にわかりやすく生物の生態を伝えようと創りあげた作品を、ぜひこの機会にご覧ください。
なお、本展は、ナショナル ジオグラフィック日本版のご協力のもと開催いたします。
作者紹介
【 ポール ニックレン Paul Nicklen 】
■1968年 カナダ生まれ
幼少のころにヌナブト準州のバフィン島に移り住み、200人程度のイヌイットの小さな集落で、数少ない非イヌイット家族の子供として成長。ツンドラの永久凍土や北極海沿岸での暮らしを通じ、極地で生きる術を学び、自然や野生動物についての鋭敏な観察眼を身につける。 ビクトリア大学で海洋生物学を専攻。
卒業後、Department of Renewable Resourcesで野生動物(オオヤマネコ、ハイイログマ、アメリカバイソン、カリブー、ホッキョクグマなど)を調査する研究者として従事。
■1994年~ 野生動物や自然環境をテーマとするフォトジャーナリストとして活動し、「ナショナル ジオグラフィック」誌の寄稿写真家として16本の特集を手掛ける。
■2009年 写真集“POLAR OBSESSION”刊行
■2012年
ワイルドライフ フォトグラファー オブ ザ イヤー コンテスト大賞
アメリカの自然資源防衛協議会(NRDC) BioGems※ Visionary Award受賞
■2013年
写真集“BEAR: SPIRIT OF THE WILD”刊行
世界報道写真コンテスト「自然」の部・組写真1位獲得
世界報道写真コンテストで6回、ワイルドライフ フォトグラファー オブ ザ イヤー コンテストで10回など、これまで20以上の受賞歴がある。国際環境保護写真家連盟(iLCP)シニア フェロー。最も注目されている自然写真家の一人。
■開催概要■
会 期 :2014年5月30日(金)~6月24日(火)
会 場 :コニカミノルタプラザ・ギャラリーA
所在地 :〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4階
開館時間:10時~19時(最終日のみ15時まで)
休館日 :会期中無休
入場料 :無料
展示作品:長辺1000mm ,長辺900mm 合計31点(予定)
Webサイト:http://www.konicaminolta.jp/plaza/?cid=JPZ1405N19