『神宮希林 わたしの神様』


神宮希林_mainいきることに つかれたら ねむりにきてください
樹木希林 はじめてのお伊勢参り どうぞごいっしょに、式年遷宮をめぐる旅へ

旅人は、樹木希林。「自分の身を始末していく感覚で毎日を過ごしている」。 本作は、そう語る希林さんの人生はじめての「お伊勢参りドキュメント」。 旅は、希林さんの東京の自宅からはじまります。2013年、伊勢神宮は二十年にいちどの式年遷宮の年。遷宮とは、いうなれば、神様のお引越し。参宮街道を行き、お白石持行事などの祭事に参加、伊勢神宮の神域をめぐり、広大な神宮林の山に登り、俳句をひねる。女たちが祈る志摩の石神さまも訪ねます。神宮希林_sub1

希林さんには会いたいひとがいました。歌人の岡野弘彦さんです。戦争と震災と神宮…。89歳のいまも未来に何かをつたえようとしている岡野さんのお話に、希林さんは何を感じたのでしょう。

この旅の映画化について、「生きることに疲れたら、どうぞ眠りに(映画館に)来てください。」と希林さんは話しています。

ところで、神様ってホントにいるんでしょうか?
いるとしたら、どこに?
真新しい檜の香。淨闇に包まれた内宮の遷御。夢とも現実ともつかぬまま深まってゆく、旅。生きることについて、いのちについて、家族について、それからやっぱり、愛について想いをはせる。そんなお伊勢参り。あなたもどうか、ゆるりごいっしょください。

◇プロフィール神宮希林_sub2
旅人◆樹木希林(きき・きりん)
1943 年、東京都生まれ。文学座付属演劇研究所、第一期生。70年代に「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」など話題のテレビドラマに出演し、その人気を不動のものとする。その後も独特な雰囲気を持つ個性派女優として幅広い分野で活躍。近年では映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(07)で第31回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、是枝裕和監督『歩いても 歩いても』(08)で第51回ブルーリボン賞助演女優賞、李相日監督『悪人』(10)で第 34 回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、原田眞人監督『わが母の記』(12)で第36 回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など、数多くの映画賞を受賞している。最近の主な映画出演作として、平川雄一郎監督『ツナグ』(12)、是枝裕和監督『そして父になる』(13)などがある。

『神宮希林 わたしの神様』
監督:伏原健之 プロデューサー:阿武野勝彦
製作・配給:東海テレビ放送 配給協力:東風
(C)東海テレビ放送
4月26日(土)より、オーディトリウム渋谷、新宿武蔵野館(モーニングショー)ほか全国順次公開
公式サイト http://www.jingukirin.com/

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