『さまよう獣』


幸せって何だ?
男と男と男と男と、女。起こることは、ひとつだけー。

製作費110万円の自主映画『ふゆの獣』で第11回東京フィルメックス最優秀作品賞受賞し、一躍脚光を浴びた内田伸輝、話題の『おだやかな日常』に続く監督最新作にして本格商業デビュー作。テレビ、雑誌で活躍する山崎真実を主演に繰り広げる、奇妙キテレツな愛の争奪戦。

【ストーリー】
ある集落。都会からやってきたキヨミは、老女に拾われる。孫同然のマサルと三人で、静かに食卓を囲む日々。過去を語らず、時折哀しげな表情を浮かべる彼女の色香に男たちは吸い寄せられる。作家志望のシンジは自作の小説を贈り、農家のタツヤはもぎたてのトマトを彼女の唇に運ぶ。戸惑うキヨミだが悪い気はしない。マサルだけが、寡黙に食事の支度を続ける。そんな折、老女が倒れ、女を追って男が乗り込んできた…!

本作は、才気あふれる自主映画監督とプロの現場とのコラボレーションによって、質の高いエンターテインメント映画を世に送り出そうというプロジェクトの一環として生み出された。ヒロイン・キヨミに山崎真実(『ボックス!』『シーサイドモーテル』)。寡黙なマサルに波岡一喜(『一命』『探偵はBARにいる』)。翻弄される男たち、タツヤに渋川清彦(『ナイン・ソウルズ』 )、シンジに映画初出演の“劇団鹿殺し”山岸門人。老女キヌを60年の芸歴の森康子(『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』)。そして田中要次、津田寛治と日本映画界になくてはならない個性派が勢揃い。音楽は『三年身籠る』『ポルノチック』シリーズ等の野崎美波。

『さまよう獣』
キャスト:山崎真実 波岡一喜 渋川清彦 山岸門人 森康子 田中要次 津田寛治
監督:内田伸輝  配給:マコトヤ
2013年2月2日(土)より渋谷ユーロスペース、大阪シネ・ヌーヴォ、名古屋シネマスコーレ他順次全国!
©2012「さまよう獣」Partners
公式サイトwww.makotoyacoltd.jp/lovebombs/

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