主演・妻夫木聡『スマグラー』クランクイン!
主演・妻夫木聡と、豪華なキャストで話題の『SMUGGLER(スマグラー)』が11月1日にクランクインした。
『悪人』「天地人」などの妻夫木聡が、役者という夢をあきらめ現代を無為に生きる若者を演じる。
『鮫肌男と桃尻女』で長編劇場作品デビュー、『茶の味』ではカンヌ国際映画祭監督週間のオープニングを飾り、『キル・ビルvol.1』ではアニメーションキャラクターデザインを担当、そのエンターテイメント性豊かな演出が国内外から高く評価される石井克人監督。妻夫木自身、監督のファンで、「映画で一緒に仕事をしたい」という気持ちをずっと持っていた。
また、共演者には、永瀬正敏、松雪泰子、満島ひかり、安藤政信、小日向文世、高嶋政宏、我修院達也、阿部力ら多彩な顔ぶれも魅力。
■【ストーリー】
砧涼介は、役者志望のフリーター。役者への夢を挫折し、パチンコやその場しのぎのアルバイトに明け暮れる日々のなか、誘われるままにうまい儲け話に乗ったところ、逆に多額の借金を背負わされてしまう。砧は借金返済のために、日給5万円という高額の運送屋のアルバイトをすることに。
運送の仕事を仕切るジョーと、彼をサポートするジジイ。ふたりとともに初仕事にかかった砧だったが、運んでいたものは、なんと死体だった。「運び屋(スマグラー)」の仕事は危険な荷物の運搬と処理。高額の報酬の理由はそこにあったのだ。
その仕事をきっかけに、自分が飛び込んだ世界が、たった一度のミスすら命取りになる、死と隣り合わせの世界であることを砧は知るのだった。。。
■妻夫木聡よりコメント
『鮫肌男と桃尻女』を観て以来、石井克人作品の世界観の大ファンです。今回、一緒に作品作りをしていて、「楽しい!」そのひと言です。1日1日が過ぎるたびに終わりが近づいてしまうことが悲しいくらい。クランクイン前日は緊張して寝不足で初日を迎えましたが、撮影のテンポにも慣れ、今は監督の「素晴らしい!」の一言をもらえるよう全力で楽しんじゃってます。僕の演じる役柄は、ニートやフリーターが多いなか、夢があるけど何をしていいか分からない若者を代表するような男です。撮影は中盤ですが、手応えはめちゃめちゃあります!確実に面白い作品になると思います。期待していてください!
■今作の見所!
1.【豪華キャスト陣】
『悪人』などでその評価が高い妻夫木聡、急成長の実力派・満島ひかり、そして、永瀬正敏、松雪泰子、安藤政信ら個性的かつ豪華なキャスティングには、すみずみまで目が離せない。石井克人によって創造されたアクの強いキャラクターを、それぞれが極限の演技で挑む。
2.【ドラマ】
役者という夢をあきらめ現代を無為に生きる若者・砧が、生死を分かつトラブルに直面、ある“大役”を演じることに。他人との間にわずかに芽生えた絆をきっかけに砧は、ある奇跡を起こす。その爽快感とカタルシス。
3.【映像演出】
ハイスピードカメラによる迫力のアクション演出。独自の映像美で海外からも高く評価される天才・石井克人による映像演出。
■主な登場人物紹介
・砧涼介(妻夫木聡)
役者志望のフリーター。うまい儲け話にのったところトラブルに巻き込まれ多額の借金を背負う。その返済のために、日給5万円という高額アルバイト「運び屋(スマグラー)」として働くことに。
・花園丈(永瀬正敏)
「運び屋(スマグラー)」の仕事を取り仕切る無口な男。新人・砧には、表面上冷たく接しつつも、突き放すことなく見守る。
・山岡有紀(松雪泰子)
金貸しやヤクザの便利屋として裏社会で賢く稼ぐ、ゴスロリファッションに身を包んだ女社長。
・田沼ちはる(満島ひかり)
若くして田沼組の組長の妻。その派手な服装とは裏腹に、賢く繊細な面を持つ。
・李銀亭【背骨】(安藤政信)
チャイニーズマフィアの組織の中で怪物化、伝説化した最強の殺し屋。
・塚田マサコ【ジジイ】(我修院達也)
長く花園と行動を共にする。3人の「運び屋(スマグラー)」のなかではコメディリリーフ的役割。
『SMUGGLER(スマグラー)』は、『闇金ウシジマくん』でブレイク中の真鍋昌平の作品。
作品情報 | 『スマグラー(仮題)』 |
公開情報 | 2011年秋全国ロードショー |
監督 | 石井克人 |
キャスト | 妻夫木聡 永瀬正敏 松雪泰子 満島ひかり 安藤政信 テイ龍進 小日向文世 高嶋政宏 我修院達也 阿部力 島田洋八 |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
公式HP | http://wwws.warnerbros.co.jp/smuggler/ |
(C)真鍋昌平・講談社/2011「スマグラー」製作委員会 |