元気ですかー!『アントキノイノチ』初日舞台挨拶



第35回モントリオール世界映画祭で“イノベーションアワード”を受賞した『アントキノイノチ』初日舞台挨拶に、岡田将生・榮倉奈々・原田泰造・松坂桃李・瀬々敬久監督が登壇した。(2011年11月19日)

岡田:元気ですかー!今日は来ていただきありがとうございました!初日を迎えられて嬉しいです。
榮倉:本当にたくさんの人に観てみてもらいたかったので、初日を迎えられてとても嬉しいです。
松坂:スタッフの皆さんと作り上げてきた作品が皆さんの手に届くと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。
原田:初日を迎えるということで、楽屋でみんなで「良かったね」と言って、ワクワクしていました。
はっ、はっ、は~ら~だ泰造です!

Q.杏平とゆきちゃんの切ない距離感が素晴らしいと思いましたが、2人の関係はどのようなものだったと思いますか。
岡田:ゆきちゃんとは、心の中で、「一緒に支え合いたい」と思える運命の相手だと思いますね。

Q.ゆきが杏平に過去を告白するホテルのシーンがとても印象的でした。ゆきは杏平と出逢ってどのように変わったと思われますか?
榮倉:ゆきちゃんにとって、やっぱり運命だったと思いますし、杏平と出会う前は、ある意味で自分の中で過去の傷は解決できていたはずなんですが、杏平と出合ったことで本当の意味で自分の過去の傷を解決しなくならなくちゃいけなくなったと思うんです。本当の意味での解決っていうのは、自分1人ではなく、誰かがいて、誰かに話して、初めて解決するものだと思います。辛かったと思うけど、それでも杏平に伝えたいと思えたゆきちゃんは幸せだったと思います。

最後に主演の岡田さん、榮倉さんより会場の皆さんにメッセージをいただきます。
榮倉:是非大切な人と映画館で観てほしいと思います。ありがとうございました。
岡田:命の大切さや、人と人との繋がりなどを皆さんに届けられると信じて、この映画を作りました。皆さんに僕達の愛のこもったメッセージが届いていればすごく嬉しいです。

『アントキノイノチ』
監督:瀬々敬久 出演:岡田将生 榮倉奈々 原田泰造  松坂桃李ほか
(C)2011「アントキノイノチ」製作委員会 2011年11月19日(土)全国ロードショー
【ストーリー】
ある事件がきっかけで、心を閉ざしてしまった永島杏平。遺品整理業の現場で働き始めた杏平は、久保田ゆきと出会う。命が失われた場所で共に過ごす中で、次第に心を通わせていく2人。そんなある日、ゆきは衝撃的な過去を杏平に告げ、杏平の前から姿を消してしまう――。
自らの過去に向き合い、一歩ずつでも前に進もうと願う若者を丁寧に描いた、心揺さぶる感動作。

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