窪田正孝、作品が続くのは嬉しい『東京喰種トーキョーグール【S】』初日舞台挨拶

2019/07/212021/02/14

待望の続編がついに公開！『東京喰種トーキョーグール【S】』の初日舞台挨拶が行われ、窪田正孝、松田翔太、山本舞香、小笠原海、白石隼也、木竜麻生、桜田ひより、村井國夫、川崎拓也監督、平牧和彦監督が登壇した。（2019年7月19日　丸の内ピカデリー）

人間を喰らう喰種（グール）の事件が後を絶たない。とある事故によりハーフの喰種となったカネキは、喰種が集まる喫茶店でトーカたちと働いている。知り合った月山とともに「喰種レストラン」を訪れるのだが……。喰種同士のバトルが勃発する、アクション・サスペンス。

2年前の前作に続き、今回もカネキ役を演じた窪田は「前作でやったものが新しいキャストとスタッフで引継がれ、受け継がれて形を変えて今回の【S】になったので、作品が続くのは役者をやっていて嬉しいこと」と喜びを噛みしめた。

月山役の松田は、パリで行われたプレミア上映の印象を「すごい熱気で、コスプレしている方も沢山いた。ボンジュール（と言うだけで）で沸いた」と嬉しそうに振り返った。

18本もの番組宣伝を行ったことについて山本は「もっともっと盛り上げていけたらなと。そのお力添えを皆様にしていただけたら嬉しい」と客席に向けて呼びかけ、返された拍手に笑顔を見せた。

タイトルについている【S】は（松田）翔太の「S」、白石の「S」とキャスト同士で様々な憶測が飛び交うなか、「セカンド、スーパー、スペシャル、（月山習の）Shu、シークレット」などといった意味が内包されていることが発覚。さらには今だから言える秘密を明かし合うクロストークが行われた。

窪田が「（山本）舞香は黒が好き！」と先陣を切って発言したが「知っている人は知ってると思う」と山本に返され、続いて平牧監督が月山が吊り輪でトレーニングするシーンについて、松田が実際にやっていると言うと「ジムナスティックリングです。月山は筋トレするイメージがなかったので」と照れ臭そうに松田が補足。プライベートで行っていることをそのまま起用したという。

また、目玉を食べるシーンがある松田は「目玉はヨーグルト味」と明かし、カネキの肩をかじったトーカ役の山本も「カネキはイチゴ味。美味しかった」と本作ならではの独特なトーク展開に、驚きと笑いが入り混じった。

グールファンだと話す小笠原は「ただのファンすぎて、自分が出るシーンではないのにラストシーンに遊びに行きました」と朝一の新幹線で撮影現場に向かったことを語り、全員から「何でいるの？」とビックリされたという。

今回から参加した貴未役の木竜は、長いあいだ横たわっているシーンについて、自身とマネキンが交互に使われていたそうで「人形のクオリティがどんどん上がっていって、最終的に私はあんまりいらなかった。ちゃんとやっていました！」と意外な注目ポイントを披露。

喰種たちが働く喫茶店のマスターを演じた村井は「前作では従業員が5、6人いたんですけど、今回は2人しかいなくて。だんだん景気が悪くなっているのが気にかかります」と不安を口にし、ヒナミを演じた桜井は前作では地毛だったが「今回はカツラで。ヘアメイクさんが上手くてナチュラルにやってくれました」とそれぞれの暴露話で盛り上げた。

公開前には明かされていなかったシークレットキャストとして、宗太役の新田真剣佑の存在を公表。次回作を匂わせるキーマン的な登場に、より一層の期待を寄せる拍手が起きた。