佐野勇斗「大自信作です!本当に!」『小さな恋のうた』ライブイベント



モンパチの名曲から生まれた映画『小さな恋のうた』のイベントが行われ、佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、サプライズゲストの上江洲清作(MONGOL800)、世良公則が登壇した。(2019年5月2日 ラ チッタデッラ アレーナチッタ)

8年にも渡る時間をかけて完成した物語は「MONGOL800」の楽曲に込められたメッセージを映画化し、2つの国と共に生きる若者たちの青春を映し出しており、本作のメインキャストである佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁の5人が「小さな恋のうたバンド」(通称:ちい恋バンド)としてメジャーデビュー。半年以上のトレーニングを経て、全国最大級の沖縄の祭典「はいさいFESTA2019」のステージで初めてのライブを行った。

登場早々、佐野が「盛り上がってますかー!」と2回呼びかけ、歓声の大きさに思わず「うるさーい!」と照れ笑いしながらも「小さな恋のうたバンド改め、ちい恋バンドです!宜しくお願いしまーす!」と挨拶。「この映画は沖縄で撮影したので、ゆかりのあるイベントに呼んでいただけて、とても嬉しく思います!」と話し、劇中で使用された「DON’T WORRY BE HAPPY」でスタート。

1曲目が終わり、亮多役の佐野が「映画を観てくれた方はわかると思うんですけど、5人ってめちゃくちゃレアなんですよね、もりりん」と森永に振ると、「はい、ドリームチームでございます」と答えた。佐野が「映画のなかで色々ありまして。この5人はレアなのでぜひ映画を観てほしいなと思います」と、期待値を高めたあとにメンバー紹介。

ボーカル&ギターの山田は「楽しんでますかー?」と笑顔を見せ、ボーカル&ギターの眞栄田は「めっちゃ緊張しています。顔が引きつっちゃって」と話している最中に大雨が降り出し、観客が驚いていると「ちなみに雨男なんですよ」と佐野が告白。「僕も」と眞栄田が便乗してハプニングを笑いに変え、続けて「(眞栄田)郷敦とは気が合うんですよね、撮影中も2人でアイスクリームを買いましたね!楽しかったね!」と思い出話で佐野が和ませた。

終始クールな立ち振る舞いのボーカル&ベースの鈴木に対して「クールぶってんじゃねぇよ!そんなんじゃねぇだろー!」と佐野が茶化すと、鈴木がはにかみながら「ありがとう!」と答えた。撮影中に料理を作っていたドラム&コーラスの森永は、得意料理を聞かれると「麻婆豆腐ですかねー」と意外な一面をのぞかせ、最後にボーカルの佐野が「この映画を観たら、聖地巡礼してください!」と呼びかけ、2曲目の「あなたに」へ突入。

最後に、平成で最も歌われた男性アーティストによるカラオケランキング1位に輝き、様々なアーティストにカバーされてきた「小さな恋のうた」を披露していると、練習スタジオ兼ライブハウスのオーナー役の世良と上江洲も飛び入り参加。

初の生ライブを終え「バチバチに緊張していたんですよ。みなさんが盛り上げてくれたおかげで無事に終えることができました!」と佐野が感謝を述べ、森永は「みなさん、外を見てください。雨がちょっとあがっているんですよ。ライブ中だけ大雨だったんです。嵐を巻き起こしましたね!」と上手くまとめた。

「みなさんのパワーがすごくて圧倒されそうだったんですけど、楽しくやらせていただきました!」と山田は嬉しそうにお礼を言葉にし、「いまだに緊張しています」と話す眞栄田に「ゴードン!」と観客からはエールが送られた。鈴木は「映画だけじゃなくて、実際にみなさんの前で演奏する機会が嬉しいです。緊張していたけど楽しかったです!」とホッとした表情で喜びを噛みしめた。

サプライズで登場した世良は「いやー、眩しいですね。5人がキラッキラしていて、眩しすぎてサングラスしてきましたよ」と笑いを誘い、「初めてのライブを袖で見させていただいたんですけど、俺と世良さんも緊張していました。もっともっとライブが観たい」と上江洲からお墨付きをもらい、満面の笑みを浮かべるメンバーたち。

「大自信作です!本当に!」と言い切った佐野は「1人1人が宣伝隊長となって、色んな方に広げてもらって。この歌は平成でもっとも歌われた曲ということで、新元号・令和でも大きく響かせたいと思うので、ぜひみなさんのお力をお借りしたいです!」と呼びかけ、約1000人の観客と熱唱したライブを締めくくった。

取材・撮影 南野こずえ

 

『小さな恋のうた』
配給:東映 (C)小さな恋のうた製作委員会
5月24日(金)全国ロードショー

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