『東京ウィンドオーケストラ』初日舞台挨拶が行われ、主演の中西美帆、小市慢太郎、松木大輔、星野恵亮、川瀬絵梨、近藤フク、遠藤隆太、及川莉乃、青柳信孝、嘉瀬興一郎、松本行央、武田祐一、坂下雄一郎監督が登壇した。(2017年1月21日 新宿武蔵野館)

屋久島にやってきたアマチュア楽団員を、本物のトップアーティストとして騙し通そうとする役場の女性職員の騒動を描いた、可笑しくも温かいコメディとなっている本作。若手女優・中西美帆の初主演作であり、坂下雄一郎監督の商業映画デビュー作品となっている。

MC まずはご挨拶をお願いします。
坂下雄一郎監督 新宿武蔵野館で上映できる事を嬉しく思います。3年前にここで『神奈川芸術大学映像学科研究室』を公開できたので、もう一度同じところで上映できる事が嬉しいです。
中西美帆 本当に沢山の方にご来場いただきまして、とっても嬉しいです。
小市慢太郎 橘役を演じました小市慢太郎です。今日は宜しくお願いします。
松木大輔 田辺課長役をやらせていただきました、小栗旬と申します(会場笑)
星野恵亮 杉崎役をやらせていただきました。この瞬間は忘れないと思います。
遠藤隆太 中田役をやりました。今日はマーティン・スコセッシ作品より、こっちを選んでいただきありがとうございます。
近藤フク サックスを吹いていた役をやらせていただきました。よろしくお願いします。
及川莉乃 トロンボーン奏者の桜井京子役を演じました。本当に沢山の皆様にお越しいただきありがとうございます。
川瀬絵梨 パーカッションの原田春子役を演じました。本日もどうぞ宜しくお願いします。
松本行央 フルート役をやらせていただきました(笑)あ、フルートの山崎という役をやらせていただきました。
青柳信孝 ホルン役の……(笑)黒井役をやらせていただきました。本日は宜しくお願いします。
嘉瀬興一郎 小野光昭役をやらせていただきました。この日を迎えられて感動しています。
武田祐一 クラリネットを吹いていた木村役をやりました。多くの人に来ていただいてとても嬉しいです。

MC ほとんど笑わないヒロインという難しい役で初主演ですが、今のお気持ちをお聞かせください。
中西 封切りを迎えまして、記念すべき日となりました。初主演は人生で一度しかないので、この瞬間が愛おしいですし、とっても幸せです。この幸せを忘れないように今日を抱きしめたい思いでいっぱいです。普段の私は笑い上戸なので、誤解なきようお願いします。

MC 本作で商業映画デビューとなる坂下監督とのお仕事はいかがでしたか?
小市 実は、監督とはあまり言葉を交わしていなくて、僕は一方的に観察していました。坂下さんはビジョンがハッキリしていて、現場でも迷いがなかったので凄いなと思いました。演者に対するアドバイスも的確で、若くして才能のある方だなと尊敬しています。
坂下監督 本当に言葉を交わしてないので、こういうことを聞けて嬉しいです。

MC 小市さんとの共演はいかがでしたか?
中西 ベテランの俳優さんなので、間近でお芝居を拝見させていただくだけでも勉強になりました。セリフのとらえ方のアドバイスなどもいただきまして。背中を押していただきました。

MC 脚本も手がけていますが、どんな作品にしようと思いましたか?
坂下監督 まず「人数が多い方がいい」と言われたので10人くらいが一塊になった映画がいいなと。あと、オーディションで、(役者)経験が豊かじゃない方もいらっしゃるので、プロになっていないという役の物語にしようと。全員衣装が統一で、舞台でやるもの思ったので、吹奏楽にしようという感じで。
中西 私と楽団員が対立する構図なので「仲良くならないで下さい」と監督に言われたんです。オール屋久島ロケなので、放っておいても仲良くなる環境だったんです。私が、楽団員への突き放し方が足りなかったみたいで、「この人たちをゴミだと思ってください」と仰って。衝撃的ですが、的確と言いますか……。
及川 つまり……ゴミだと思いましたか?(笑)
中西 もちろん思ってないです。

MC 楽器の練習はいかがでしたか?
武田 4、5回くらい集まって練習したんですけど、個人差が出てきて。楽器経験者が及川さんと近藤さんで。自分、本当はトランペットがやりたかったです(笑)

MC 自分のミスをもみ消そうとして騒動を起こす役ですが、何かもみ消そうしとして失敗した事はありますか?
中西 調理師免許を持っていて、料理が好きなんです。シチューを作った時、牛乳と間違えてコーヒー牛乳を入れてしまい、茶色いシチューになってしまって。その茶色を消すために牛乳を入れてもみ消したという。(会場笑)私が演じた樋口って、肝の据わった女の子だなと思いました。

MC 今後どんな作品を作っていきたいですか?
坂下監督 そうですね……ヒットする映画を。作品の質もあってヒットする作品を(会場笑)

MC 最後にお言葉をお願いします。
小市 素敵な映画だと私自身も思っていますので、沢山の方に観てもらいたいです。
中西 登壇前からウルウルしていて、ずっと我慢していたんですけど……(涙)。役者人生のターニングポイントになる作品に出逢えて、本当に幸せだなと思いました。小さな規模の映画ですけど、共演者・スタッフの思いが沢山詰まった作品です。気に入っていただけたらぜひ宣伝してください。
坂下監督 本当に感激しています。1年前に完成して、ようやく公開できて本当に嬉しいです。今後、他のところでも公開していくので幸先のいいスタートになったと思います。

取材・スチール撮影 南野こずえ

【屋久島を舞台にしたコメディ!『東京ウィンドオーケストラ』プレミア上映舞台挨拶】レポートはこちら

この記事が気に入ったら
いいね ! で応援

Twitter で