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今年7月の公開当初、全国で賛否両論を巻き起こした劇薬エンターテインメント映画『渇き。』。12月19日に特典盛りだくさんなDVD&ブルーレイの発売を記念して、ヒロインを務めた小松菜奈とメイキング「私はわたしを探しています。」を手掛けた山戸結希監督のスペシャル対談が行われました。(2014年12月5日 渋谷シネパレス)

Q.小松さんは本作で報知映画祭で新人賞を獲得されていますが、受賞されていかがでしたか?
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小松:「(受賞を)聞いたときは驚きと嬉しさが同時にきて、でも私だけの力ではなくて、本当に皆さんがいてくれたおかげで素敵な賞が取れたので、すごく嬉しいなと思います。決して演技はまだ全然上手くないんですけど、『渇き。』を通じて女優としての新しい道を見つけることが出来たので、すごく最高のデビュー作だなっと感じます。」

Q.山戸監督は映画祭の受賞が続き、今、最も注目すべき若手監督と言われていますが、そんな山戸監督からご覧になった『渇き。』はいかがでしたか??
山戸:「本当に言葉にならない思いがたくさん湧いてきて、簡単に言葉にできない情景をちゃんと美しさの中で表現していて、最近観た映画の中で一番です!この人(中島監督)の頭の中はどうなっているんだろうと思う作品でした」

Q.今回、メイキングを作られるにあたり膨大なメイキング映像をご覧になったそうですが、中島監督の現場をご覧になっていかがでしたか??
山戸:「これだけ過酷で、内容も過激な作品なので、撮影の雰囲気がとても興味深かったんですけど、思いのほか、スタッフさんがすごく楽しそうで、最高のものを作ろう!という気が充満していて、
最前線のもの作りの現場に本当に感銘を受けました」

Q.山戸監督は初めて小松さんにお会いしたとき、どんな印象でしたか??
山戸:「こんなキレイな人が地球上に本当に存在するんだなって思いました。『渇き。』は、最前線で先鋭的な彼女の部分が出ていると思うんですけど、実際に会うとふわっとしてて、(出身地の)山梨でいい空気を吸ってすくすく育ってきた、いい意味で素敵な二面性のある方だなと思いました。それが東京と山梨の間で、彼女の中で循環し合って彼女の美に出ている。人工的な美しさと自然の美しさが両方ある方だなと思って、それをメイキングに反映させました」

Q.メイキングではボク役の清水君と色々な話をされますが、いかがでしたか??
小松:「清水君とは久しぶりに会って、面と向かって『渇き。』について話すと照れくさかったです。お互いに屋上のシーンが一番印象的だったという話をして、やっぱり懐かしいなと思いました」
会場の後方には、そんな小松さんを見守る清水さんのお姿が!
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Q:特典がとても豪華で、23曲も収録されたサントラCDが付きますが、小松さんはどの曲がお気に入りですか??
小松:「私は一番インパクトが強かったクラブのシーンで、でんぱ組.incの『でんでんぱっしょん』が!どこかで流れていたときとか、あっ!『渇き。』だって思い出しています。とても好きで、YouTubeでよく見てます」

Q:最後にメッセージを。
山戸:「女優として演じるということは、他者になることだと思うんです。短い一日の中ですけど、等身大の小松さんが他者になる瞬間もちゃんと映っているので、今から楽しんでいただけるのが楽しみです。」
小松:「本編も楽しんでもらえたと思いますが、メイキングの方も予想以上の仕上がりで、山戸監督の世界観がよく出ていてとても素敵です。楽しんでもらえると思うので、ぜひみなさん見てください!」

取材:佐藤ありす

【STORY】
元刑事のロクデナシ親父・藤島昭和(役所広司)に離婚した元妻から連絡が入った。成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪したという。自分のせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うことに。娘の交友関係をたどって行く先々で、語られる“知らない加奈子像”に戸惑う藤島。想像を超えて肥大し、踏み入れるほどに見失う娘の正体。やがて藤島の激情は、果てしない暴走をはじめるー。
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『渇き。』
監督:中島哲也
出演:役所広司 小松菜奈
妻夫木聡 清水尋也 二階堂ふみ 橋本愛 / 國村隼 / 黒沢あすか 青木崇高 オダギリジョー / 中谷美紀

12月19日発売
『渇き。 プレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>』
DVD:¥4,800(税抜)
Blu-ray:¥5,800(税抜)
発売・販売元:ギャガ
(C)2014「渇き。」製作委員会
http://kawaki.gaga.ne.jp

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