『わが母』豪華俳優人で映画化!


たとえ記憶がなくなっても、母の愛は消えない。
昭和の文豪・井上靖の自伝的小説を、豪華キャストで描く親子の絆の物語。

作家・井上靖の自叙伝的小説「わが母の記~花の下・月の光・雪の面~」を元にして、「わが母」が、役所広司、樹木希林、宮﨑あおいという豪華俳優陣、そして原田眞人監督の演出により、映画化することが決定。なお今年は井上靖の没後20年。本作の公開は、2012年を予定。

国民的作家・井上靖が45年前に綴った自叙伝的小説「わが母の記」を元に、「クライマーズ・ハイ」(08)の原田眞人監督が、家族の絆を綴る。「愛し続けること素晴らしさ」、「生きることの喜び」を描く感動作。

原作:井上靖「わが母の記~花の下・月の光・雪の面~」
脚本・監督:原田眞人
出演:役所広司、樹木希林、宮﨑あおい

【ストーリー】
昭和39年。長男であるものの、幼い頃、実母・八重に育てられていなかった小説家の伊上洪作は、八重とは距離をとって暮らしていた。だが、父が亡くなり、八重の“暮らし”が家族の問題となる。伊上の妻と三人の娘、伊上の妹たち“家族”に支えられ、伊上は自身の幼いころの記憶と、八重の思いに向き合う事になる。八重は次第に薄れてゆく記憶の中で、“息子への愛”を必死に確かめようとし、洪作は、そんな母を理解し、受け入れようとする。

▼キャストからのコメント▼
伊上洪作(いがみ・こうさく)役/役所広司
「久々の原田監督との仕事を楽しみにしています。「老い」は、どのように母を変え、それを見つめる家族が、どのように変わって行くのか、心温まる家族の絆を、心を込めて演じたいと思います。」

伊上八重(いがみ・やえ)役/樹木希林  ※原田組ははじめて
「まさか私のようなどこにでもある顔が映像の場に居るなど、50年前思いもしませんでした。ですから常にチョイと出てひっこむチョイ演女優を目指してきました。さてさて原田監督の作品の中にどう住めるのか。夜逃げする用意はしているんですが…。」

伊上琴子(いがみ・ことこ)役/宮﨑あおい ※原田組ははじめて
「原田監督とお仕事させて頂くのは初めてですが、監督は色々なお話を沢山して下さるので、一つ一つ聞き逃さないように、一生懸命お芝居をしたいと思います。また、この作品で素晴らしい方々と同じ時間を過ごせることを幸せに思います。なんだかとても楽しいことになりそうな気がしています。」

2012年 全国ロードショー

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