古川雄輝、猫はいてあたり前の存在『劇場版 ねこ物件』公開記念舞台挨拶
人気ドラマが待望の映画化!『劇場版 ねこ物件』の公開記念舞台挨拶が行われ、古川雄輝、細田佳央太、長井短、上村海成、本田剛文、松大航也、金子隼也、綾部真弥監督が登壇。またフォトセッションでは劇中に登場するクロ、チャー、シシマルの3匹の猫も登場した。(2022年8月6日 新宿ピカデリー)
猫付きシェアハウスを舞台に、猫と人との繋がり方や新しい家族の形を描いた心温まる物語となっている本作は、「ねこ×イケメン×シェアハウス」をテーマに今春放送された人気のドラマの劇場版となる。
公開されてから初の舞台挨拶ということもあり、“今だから言えること”を聞かれた二星優斗役の古川は「長井さんがベンチから車に走っていくシーンがあって、それがキャラクターの心情に合っている走り方で。上手だなぁとカメラマンさんと話していたんです。長井さんにそのことを言ったら「私、走り方が下手なだけなんです。お芝居じゃなくて」と言われて、素の走り方だったようで。そこにも注目していただきたいです」と意外な見どころを明かした。
立花修を演じた細田は「映画版の撮影の時に『チャー』(猫の名前)って呼んだらシャーっていかくされて。ドラマの時にはされたことがなかったから、違う人に見えたのかなって」とほろ苦い思い出を振り返り、本田は「お昼の美味しかった弁当はガパオライス!3周目くらいからはガパオライス食べて頑張ってるんだなって感じで観てほしいです」と笑いを誘った。
“にゃんども観てほしいポイント”として「外や縁側で撮影しているシーンで、猫ちゃんの安全を配慮して見えないように糸でくくったり、カメラの反対側にネットを張ったり、そういう対策をしながらしていて。カチンコもびっくりしないようにカチャって静かな音にしたり」と安全な撮影ための裏側を古川は話し、金子は「(演じた)直人は猫アレルギーでくしゃみをするんですけど、いろんなバリエーションを使っているんです」と細かい演技を披露。
“癒しの瞬間”についてたずねられると、古川は「趣味をやっている時。最近は車に乗っている時が癒しの時間です。新しい車が届きまして、いじるのが好きなのでドラレコの裏配線とかを自分で設置しました」と趣味にのめり込む時間を挙げ、「撮影が終わったあと、メイクを落とした後に顔をふくためにもらう温かいタオル」と述べたのは細田。
また「お酒ですかね。休みの日に朝いちばん最初に飲むものがビールってとても癒されますから、みなさんやるといいですよ!」と長井は客席に向けておすすめし、上村は「実家で猫を飼いはじめました。猫といる時間が癒しです」と本作らしい優等生的な回答。
本田は「グミとアイスが好きなんですけど、それをダブルで買った時は癒し効果が高い」、松大は「次の日休みで、夏に食べるネギトロとハマチがすごい美味しい。食べる前に眺める時間が癒し」、金子は「仕事終わりに飲むビール。350mlじゃなくて500mlのロング缶」と飲食にまつわる癒しエピソードが続いた。
“あなたにとって猫とはなんですか?”と質問され、プライベートでも猫を飼っている古川は「家族ですかね。いてあたり前の存在というか。この映画と同じで癒しの存在ですね」と語り、最後の挨拶では「本当に究極の癒し映画といいますか、かわいい猫ちゃんもそうですけど、成長していく優斗の姿や美味しいごはんも出てきたりで、癒し系映画になっていると思いますので、ぜひ劇場にきていただけたらと思います」と呼びかけた。
取材・撮影 南野こずえ
『劇場版 ねこ物件』
全国絶賛公開中
(C)2022「ねこ物件」製作委員会