もうすぐ還暦のトム・クルーズ!『トップガン マーヴェリック』来日記者会見



36年振りの続編となる『トップガン マーヴェリック』を引っさげて、主演のトム・クルーズがプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとともに記者会見に登壇した。(2022年5月23日 東京ミッドタウン)

本作のストーリーは、アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”だが、彼らでも絶対不可能な任務に直面してしまう。任務成功のため、最後の切り札として白羽の矢を立てられたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と組織に縛られない振る舞いから一向に昇進せず、現役であり続けるマーヴェリック。なぜ新世代トップガンと共にこのミッションに命を懸けるのか――。

迫力あるスカイ・アクションシーンと、常識破りの伝説的パイロット・マーヴェリックと若きパイロット達が繰り広げる”胸熱”なドラマが期待を集める、全世界待望のスカイアクションムービー。トム・クルーズが36年間誰にも企画を渡さなかった渾身のハリウッド超大作となっている。

約4年ぶりの来日で通算24回目という日本好きで知られるトム・クルーズだが「この作品をお届けするのに2年待ちました。何年も日本に来られていませんでしたが、また必ず日本に行くとずっと言ってきたので、この作品と共にまたこうして来ることができて感動していますし、みなさんに観ていただけるのでとても興奮しています」と笑顔を見せた。

前作『トップガン』から36年を経ての続編となるが、「大きなスクリーンで楽しんでもらうためにこの作品を作りました。何故作ったのか、それはファンの皆さんのためです。多くの方々から何十年もこの作品の続編を求めてもらいましたが、まだ私には準備ができていなかったんです。刺激的な時間も多く、やりたいこともたくさんあって、正しい続編とは何なのかをきちんと見つけなくてはいけなかった。戦闘機のコックピットに座っているような体験と、エモーショナルなストーリー、そのすべてが正しく揃ったから作ることができました」と今だからこその思いを明かした。

また、プロデューサーのジェリーも「トムはこの36年の間に、映画界でも最高峰の監督や脚本家、俳優たちと仕事をしてきたので、彼の様々な経験と知識がすべて発揮されているのが『トップガン マーヴェリック』です」と強く後押し。

体力の衰えを感じさせないアクションはもちろん、自ら操縦するこだわりやカメラワークを考えた徹底ぶりを熱く語るトムも現在59歳で今年還暦を迎える。
あくなき挑戦に挑み続けているが、心がけていることを問われると「とにかく一生懸命仕事をすること。常に人間に興味があり、自分を高めようとする努力をしている、学ぶことに関心があり、好奇心を持ち続けている」と秘訣を語った。

取材・撮影 南野こずえ

『トップガン マーヴェリック』
配給:東和ピクチャーズ
(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
5月27日(金)全国ロードショー

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