山﨑賢人、その場で出演を快諾!『狂武蔵』完成披露無観客イベント



幻の侍映画『狂武蔵』の完成披露無観客イベントに、主演の坂口拓、山﨑賢人、下村勇二監督が登壇した。(2020年8月5日 ユーロライブ)

9年前に撮影し、日の目を見ることが無かった侍映画『狂武蔵』が満を持して公開決定!77分ワンカットでの撮影、たった独りで400人の相手を斬り捨てるという前代未聞の挑戦を試みたこの作品。新シーンには坂口と映画共演で親交を深めた山﨑賢人が協力したことが大きな話題となり、本作を盛り上げている。

1604(慶弔9)年、9歳の吉岡又七郎と宮本武蔵(坂口拓)との決闘が行われようとしていた。武蔵に道場破りをされた名門吉岡道場は、既にこれまで2度の決闘で師範清十郎とその弟伝七郎を失っていた。面目を潰された一門はまだ幼い清十郎の嫡男・又七郎との決闘を仕込み、一門全員で武蔵を襲う計画を練ったのであった。

一門100人に加え、金で雇った他流派300人が決闘場のまわりに身を潜めていたが、突如現れた武蔵が襲いかかる。突然の奇襲に凍り付く吉岡一門。そして武蔵1人対吉岡一門400人の死闘が始まった。

MC 『狂武蔵』への想いをお聞きしたいと思います。宜しくお願い致します。

坂口 プロデューサーや下村監督、そして山﨑賢人さんが想いを復活させてくれたっていうね。本当に感謝しています。77分一人で戦う姿っていうのはこの今の時代に訴えかけるものがあるんじゃないかって思っています。それだけです。ありがとうございました。

山﨑 『狂武蔵』を復活させるっていう話を伺ったときに、拓さんと下村さんが本当に大好きなので『狂武蔵』を復活させたいという想いがあり、この日を迎えられたことを嬉しく思います。

下村監督 坂口拓が9年前に命を懸けて演じた本作品がお蔵入りになっていて、プロデューサーとどうにかして復活させたいという想いがあり、クラウドファンディングをして親権を募ったんです。支援してくださる方たちのために良い形で届けたいと考えたときに、足りていないドラマが必要だということで追加撮影を決定したんですけど。そこで山﨑賢人さんが僕たちの熱い想いをくみ取ってくれて、一緒に動いてくれて完成したんです。

MC 山﨑さん、今回出演した経緯についてお聞かせいただけますでしょうか。

山﨑 『キングダム』の撮影中に『狂武蔵』の話をいただいて。闘う拓さんがあるのは『狂武蔵』があったからだなって思いました。77分木刀で闘うっていうことがどれほど凄いってことか。自分がアクションを感じた分、とてつもないことをしてるなってことが本当に分かって。そんな中で「復活させたい」っていう話を聞いた時、すぐ、「自分が力になれれば絶対にやりたい」って思いました。

下村監督 僕たちの熱い想いをぶつけた時に、その場で「やりたい!」って言ってくれて。すぐにマネージャーさんに電話してくれたんだよね。

坂口 ありえないことだよね、そんなことは。

イベントの終盤は坂口による剣術指南と山﨑の殺陣が披露され、山﨑の見事な殺陣に坂口が「俺よりも上手い!」と絶賛する一幕が。二人の熱い友情と絆を垣間見ることができた。

取材 福井原さとみ

『狂武蔵』
配給:アルバトロスフィルム
(C)2020 CRAZY SAMURAI MUSASHI FiIm Partners
2020年8月21日(金)全国ロードショー

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