主演・常盤貴子で日本版『ニュー・シネマ・パラダイス』


常盤貴子が、携帯もパソコンもなかった“バブル直前の時代”を舞台にした青春映画、
『向日葵の丘-1983年夏』に主演! 静岡県島田市でオールロケ!takako_tokiwa

常盤貴子を主演に迎え、製作が決定した『向日葵の丘-1983年夏』。1983年、常盤演じる主人公が映画館に入り浸り、町を巻き込んで8ミリ映画を一緒に作った高校時代の友達の余命を知り、青春時代を回想し、ふるさとに戻るというストーリー。まさに、日本版『ニュー・シネマ・パラダイス』とも言える内容である。

バブル直前の1983年は、東京ディズニーランドが開園し、ファミコンやカロリーメイトなどが発売され、”義理チョコ”という言葉が流行語になるなど、日本人の日常生活が大きく変わった年。携帯はなく、黒以外の固定電話がようやく選べるようになった時代で、DVDもまだなく、CDが発売される2年前。レコードレンタル店が出始め、若者は皆、カセットに録音してウォークマンで聴いていた時代。

本作を手掛ける太田隆文監督は、この1983年に注目し、「2013年」と、常盤が演じる多香子が高校生だった「1983年」という時代を見つめることで、友達や親子の絆の大切さを描く。また、高校時代の友達役に、田中美里と藤田朋子、3人の高校時代役に、オーディションで選ばれた芳根京子、藤井武美、百川晴香。さらには別所哲也や津川雅彦などのベテラン勢が脇を固める。

2015年春の公開に向け、昭和の懐かしい風景を残す静岡県島田市でオールロケが行われる。

涙と感動の青春を描くことに定評のある太田監督は、小さな田舎町を舞台にした『ストロベリーフィールズ』(和歌山県田辺市)、『青い青い空』(静岡県浜松市)、『朝日のあたる家』(静岡県湖西市)などで日本人が持つ原風景を取り込んでおり、名もなき町の魅力を最大限に伝えた感動作はロケ地市民を中心にファンを増やしている。今回も木造の駅、素朴なプラットフォーム、古い電車、木で作られた塀など、昭和の風景が残されている町並みとして強く記憶に残っていた静岡県島田市で撮影が行われる。

デビューからトップスターの道を歩んでいる常盤と、揺るぎない青春を映し続ける太田監督がタッグを組むということもあり、撮影前から本作への期待が高まっている。

【常盤貴子 プロフィール】
1972年生まれ。1991年、女優デビュー。その後、次々にTVドラマの主役、ヒロインとしての出演が続く。代表作は「愛していると言ってくれ」、「ビューティフルライフ」、「天地人」など。映画では『もういちど遭いたくて~星月童話』、『ゲロッパ』、『赤い月』、『20世紀少年』など。大林宣彦監督の新作『野のなななのか』(5月17日公開)でも主演。

『向日葵の丘-1983年夏』
キャスト:常盤貴子、田中美里、藤田朋子、芳根京子、藤井武美、百川晴香、別所哲也、津川雅彦
監督・脚本:太田隆文(『ストロベリーフィールズ』、『青い青い空』、『朝日のあたる家』)
製作・配給:IPSエンタテインメント
公式ブログ:http://aozoraeiga.blog.so-net.ne.jp/
2015年春全国公開予定

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