『凶悪』


kyoaku_main01.jpgすべては、ある死刑囚の告白から始まった――。
張り詰めた緊張感が支配する、比類なき極限のドラマが幕を開ける。

死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴き、真犯人逮捕への道筋をつけた異例の事件を活写し、日本を驚愕させたベストセラー・ノンフィクション新潮45 編集部編『凶悪 ーある死刑囚の告発ー』が個性溢れるキャストを迎え映画化!人間誰もが内に秘める、深い心の闇へ切り込んだ究極のドラマとして完成した。

主人公は、東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会し、取材を開始する雑誌ジャーナリスト藤井(山田孝之)。その藤井と対峙するのは、死刑判決を受けながら自らの余罪を告発する須藤(ピエール瀧)。須藤が”先生”と呼ぶ全ての事件の首謀者・木村(リリー・フランキー)の存在を藤井に伝えることから物語がはじまる。

この重量級の人間ドラマを手がけたのは、故 若松孝二の愛弟子・白石和彌監督。張り詰めた緊張感が支配する映画『凶悪』は、白か黒かで割り切れない人間の複雑さを描き、手に汗握る観客の良識に激しくゆさぶりをかける。個性溢れるキャストのコラボレーションが、センセーショナルな題材でどのような化学変化を起こすのか。日本を震撼させた殺人事件の真相とともに、観るものの心を衝く極限のドラマが幕を開ける!!

【ストーリー】
「自分は死刑判決を受けた事件の他に、誰にも話していない3つの殺人に関わっています。そのすべての首謀者は、自分が”先生”と呼んでいた男です。
そいつが娑婆でのうのうと生きているのが許せない。この話を記事にして もらい、先生を追いつめたい。」獄中からの告白。”先生”と呼ばれた男。死の鍊金術師。史上最悪の凶悪事件、その真相とはー。人間はどこまで凶悪になれるのか?誰もが凶悪となりうるのか?人間が持つ正義とは?

『凶悪』
キャスト:山田孝之 ピエール瀧 池脇千鶴 リリー・フランキー
原作:新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』(新潮文庫刊)
監督:白石和彌 脚本:高橋泉、白石和彌
企画協力:新潮社 配給・宣伝:日活
(C)2013 「凶悪」製作委員会   www.kyouaku.com
9月21日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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