『囚われ人』
拘束日数377日!
9.11同時多発テロの裏で起きていたイスラム系テロリストによる観光客21人誘拐事件の全記録!
フィリピン人監督として初めて第62回カンヌ国際映画祭にて監督賞を受賞した、ブリランテ・メンドーサ監督が手がけた渾身の本作。7月6日(土)よりシネマート新宿を皮切りに全国順次公開。
『囚われ人』は、2001年5月にフィリピンで実際に起きたイスラム系過激派“アブ・サヤフ”による身代金目的の観光客誘拐事件を題材に製作。
「12年の時を経た今も未解決であるこの事件を映画化するということは、ある種のタブーを犯すようなものだった」と監督本人も述べるように、こうした“誘拐ビジネス”は、フィリピンにとって今も大きな社会的問題であり続けている。
【ストーリー】
2001年5月。世界に誇るリゾート地、フィリピン・パラワン島を訪れていた観光客21人が、夜半イスラム系過激派アブ・サヤフによって誘拐され、ミンダナオ島へと連れ去られる事件が発生する。運悪く居合わせた宗教系NPO団体で働くフランス人、テレーズ・ブルゴワン(イザベル・ユペール)も事件に巻き込まれてしまう。“救出作戦”という名目のもとフィリピン国軍から受ける度重なる無差別攻撃や、誘拐犯たちに無慈悲にも殺されてしまう者がいる一方で、身代金が支払われた者は解放されていく。長引く拘束生活に人質たちは心身ともに追い詰められるのだった。そして 9.11 同時多発テロが起き…。
『囚われ人』
出演:イザベル・ユペール 監督・脚本:ブリランテ・メンドーサ
© Swift Productions / Arte France Cinéma / Centerstage Productions / B.A. Produktion /Studio Eight Productions 2011 All rights reserved.
公式サイト http://captive.ayapro.ne.jp/ R-15+
7月6日シネマート新宿ほか全国順次公開