『愛してる、愛してない』
ヒョンビン、除隊後初の待望の最新作!ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品!
2011年のベルリン国際映画祭コンペティション部門にて韓国映画として唯一出品された作品であり、2011年3月、人気絶頂の中、自ら志願し海兵隊へ入隊した韓流スター・ヒョンビンの除隊後の最新作!
直木賞作家・井上荒野の短編「帰れない猫」(ハルキ文庫「ナナイロノコイ」収録)が原作となっており、結婚五年目を迎え、突然妻から別れの言葉を告げられたところから、揺れ動く夫婦の心情を描いた大人のラブ・ストーリー。妻役を演じたのは、「サイボーグでも大丈夫」、「箪笥」で幅広い役柄をこなせる女優として名高いイム・スジョン。監督は「チャーミング・ガール」が長編デビュー作ながら、サンダンス映画祭のみならず、ベルリン国際映画祭にも出品され、以後「アドリブ・ナイト」、「素晴らしい一日」とベルリン映画祭の常連として名を馳せたイ・ユンギが務める。
【ストーリー】
すれ違う想い、近くて遠いふたり。別れからはじまる、男と女の物語・・・。
結婚五年目の夫婦。出張に向かう車の中で、突然同乗している夫に別れを告げる妻。彼は取り乱すこともなく、それについて問いかけることもせず静かにやり過ごす。やがて、妻が家をでていく日になり、ふたりは一緒に暮らした部屋で最後の時間を過ごすことに。そこに突如として嵐がやって来る。強い雨が降り続く中、ふとしたタイミングでふたりの家に子猫が迷い込んでくる。彼らは猫を部屋の中に入れてやるが、猫は怯えて隠れてしまう。するとすぐにドアベルがなり、隣に住む夫婦が猫を探しに訪ねてくる。突然の訪問者にふたりはぎこちなさを覚えつつも、仲睦まじい夫婦の姿を目の当たりにすることで、長いこと忘れていた昔の感情を思い出す。嵐はますます激しくなり、ついには市内まで行く橋が封鎖されてしまうことに・・・。彼女は男-彼女が去っていく理由である-に電話をし、もう一晩この家で過ごさなければならない旨を伝える。妻である彼女に何か心境の変化が訪れたのであろうか・・・?
『愛してる、愛してない』 (原題:COME RAIN, COME SHINE)
監督・脚本:イ・ユンギ『素晴らしい一日』、『アドリブ・ナイト』、『チャーミングガール』
出演:ヒョンビン『シークレット・ガーデン』、『私の名前はキム・サムスン』、『晩秋』、イム・スジョン『サイボーグでも大丈夫』、『チョコレート・ファイター
2013年春、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
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