『第8回映画検定』申し込み開始!


映画を知って、映画をもっと楽しもう!
第8回映画検定「検定、受け付けてます」にて本日より申込受付開始

第1回が2006年6月に開催された映画検定は、過去7回開催し、のべ2万人が受験した検定試験です。映画の歴史・作品・俳優・スタッフ・業界などに関する知識を問う問題が出題され、問題の難しさに応じて4級・3級・2級・1級の4階級が実施されます。 第8回となる今回の検定試験は東京・大阪の2都市で開催。「検定、受け付けてます」上のお申し込みページ( http://www.kentei-uketsuke.com/eigakentei/ ) からお申し込みいただけるほか、全国の主要書店店頭や一部の映画館に設置される願書(郵便払込票)を用いてお申し込みいただくことも可能です。合格者へは合格認定証が贈られます。

<各級の出題レベル>
4級:若い世代の方を対象とし、2000年代以降の作品を中心に、映画史では欠かすことの出来ない古典や、監督、俳優、簡単な映画用語を含む、基礎知識を問う。映画ファン入門コース。

3級:映画全般を通して、映画史に欠かすことの出来ない古典、多くの観客を集めた作品、映画会社、監督、俳優、スタッフや簡単な映画用語についてを問う。映画ファン初級コース。

2級:映画全般を通して、映画史に欠かすことの出来ない古典のみならず、B級作品、カルト作品も対象とし、映画についてのあらゆる角度からの知識を問う。映画史、映画用語、興行関連なども対象とする。映画ファン上級コース。

1級:映画全般を通して、あらゆる映画をあらゆる角度から問う。また映画史、映画用語、興行関連など映画周辺の知識についてもより深いレベルで対象とする。映画ファン達人コース。

■第8回映画検定 例題
<4級>【問題1】
ティム・バートン監督作品の中で、ジョニー・デップが出演していない作品を以下の(ア)~(エ)の中から選びなさい。
(ア)「シザーハンズ」
(イ)「アリス・イン・ワンダーランド」
(ウ)「チャーリーとチョコレート工場」
(エ)「バットマン」

【解答1】
(エ)「バットマン」
解説:ジョニー・デップはティム・バートンと「シザーハンズ」(90)以来、現在まで7作でコンビを組んでいるが、「バットマン」(89)には出演していない。

<3級>【問題1】
ベストセラー小説の映画化作品と原作者の組み合わせで間違っているものを、以下の(ア)~(エ)の中からひとつ選びなさい。
(ア)「告白」……湊かなえ
(イ)「悪人」……吉田修一
(ウ)「阪急電車 片道15分の奇跡」……荻原浩
(エ)「八日目の蝉」……角田光代

【解答1】(ウ)「阪急電車 片道15分の奇跡」……荻原浩
解説:『阪急電車』の原作者は有川浩。荻原浩の小説は『明日の記憶』が2006年に渡辺謙主演で映画化されている。映画検定では話題作の原作者についても押さえておきたいところ。

<2級>【問題1】
以下の(ア)~(エ)は、いずれもアルフレッド・ヒッチコック監督作品のタイトルと出演俳優を組み合わせたものだが、間違っているものが1つある。それを選びなさい。
(ア)「裏窓」……ジェームズ・スチュアート&グレース・ケリー
(イ)「断崖」……ジェームズ・スチュアート&ジョーン・フォンテーン
(ウ)「泥棒成金」……ケイリー・グラント&グレース・ケリー
(エ)「汚名」……ケイリー・グラント&イングリッド・バーグマン

【解答1】(イ)「断崖」
解説:「断崖」の主演コンビは、ケイリー・グラントとジョーン・フォンテーン。詐欺師(グラント)と結婚したブルジョワ娘(フォンテーン)が、夫が自分を殺害しようとしていると錯覚する被害妄想を描いたヒッチコック得意の華麗なるサスペンス。

<1級>【問題1】
多彩な作品で娯楽映画を発表してきたブレイク・エドワーズの作品群の中で、1960年代に手がけた、イタリアの大女優をヒロインにした喜劇映画といえば何か。その作品タイトルとして適切なものを、(ア)~(エ)の中から選びなさい。
(ア)「ティファニーで朝食を」
(イ)「酒とバラの日々」
(ウ)「ピンクの豹」
(エ)「グレートレース」

【解答1】(ウ)「ピンクの豹」
解説:「ピンクの豹」(63)はブレイク・エドワーズ監督、ピーター・セラーズ主演の“クルーゾー警部”シリーズの第1作。とはいえ、この作品は“ピンクの豹”なる宝石を狙う怪盗デヴィッド・ニーヴン、謎の美女クラウディア・カルディナーレとの恋の駆け引きを描いたロマンティック・コメディ。タイトルバックの愉快なアニメ“ピンク・パンサー”が話題となり、と同時にヘマなクルーゾー警部の大活躍が評判となって、以降、エドワーズ=セラーズ・コンビで“ピンク・パンサー”シリーズが誕生。このコンビでは全5作製作された。なおセラーズ死後も、エドワーズはクルーゾー警部を整形させて(ロバート・ワグナー)登場させたり、息子(ロバート・ベニーニ)を登場させたりと、あのテこのテを凝らしてシリーズを続けた。

『第8回映画検定』概要 ※情報はすべて2012年6月6日現在
<検定名>第8回映画検定 <主催>キネマ旬報社 <運営>日本出版販売
<公式テキストブック>
・映画検定公式テキストブック 増補改訂版 978-4-87376-389-7 2,100円(税込)
・現代映画用語事典 978-4-87376-367-5 1,470円(税込)(いずれもキネマ旬報社刊)
・iPhone アプリ 映画検定 350円(税込)
http://itunes.apple.com/jp/app/id411871912?mt=8 #

<開催日>2012年9月30日
<申込締切日>2012年9月5日
<開催都市>東京・大阪
<出題形式>(4・3・2級)すべてマークシート方式、四者択一
(1級)四者択一、一部記述を含む4・3・2・1級:全60問
<受験料>4・3級:4,000円(税込)、2級:4,500円(税込)、1級:4,900円(税込)
※1級は2級合格者のみ受験可能。※4級、3級、2級の併願が可能。1級は2級以外の級と併願可能。
<受験資格>年齢・性別・国籍・学歴に制限はありません(ただし、1級受験者は2級合格者のみ受験可)
<合格基準>正答率70%以上で合格と認定します

<映画検定ツイッター> https://twitter.com/ #!/eigakentei
<申込サイト> http://www.kentei-uketsuke.com/eiga/

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