あっと驚く話題作『へんげ』初日舞台挨拶!



2012年3月10日より公開となった話題作、『へんげ』の初日舞台挨拶が、シアターN渋谷にて行われた。
体が”へんげ“していく夫を直向きに介護し続ける妻の役を演じきった森田亜紀、その人間離れした“へんげ”の動きを体を張って表現した相澤一成、二人の夫婦を助け出そうとする精神科医を演じた信國輝彦、そして大畑創監督が登壇し、本作について語った。

相澤 “へんげ”する時のなどの動きに関しては、最初に監督と二人で打ち合わせをしました。個人的には暗黒舞踏などを見て研究しました。
森田 ラストシーンの撮影中がスタッフ、キャストともに疲れのピークでしたが、撮影が深夜もまわり、周りの雰囲気がもの作りって面白いという雰囲気に包まれて、この作品に参加してよかったと思った。
大畑監督 去年の震災が起こった時は、『へんげ』の編集中で、思わずハードディスクを抱きかかえた記憶がある。ただ、震災が起こったからと言って『へんげ』に影響を及ぼすことはありませんでしたし、それで良かったと思っています。
信國 色々なジャンルを乗り越えて、この作品が内包しているものが皆さんに今伝わっていることを嬉しく思います。
相澤 この作品のスピード感、疾走感、そして最後に抜けていくスカッとした感じを体感してほしい。
森田 エンターテインメントとして素晴らしい映画。スクリーンで心行くまで楽しんでほしい。
大畑監督 スタッフ、キャストともに才能のある方に恵まれた。皆に助けて頂いた現場でした。お楽しみください。

【ストーリー】
ある若い夫婦が抱える悩み。それは夫を襲う奇妙な発作だった。
体を弓なりにしならせ、野獣のような咆哮をあげる夫の姿を見るたび、妻は言い知れぬ不安に襲われる。現代医学の力では“無数の蟲に意識を乗っ取られるような”病状は好転せず、ある晩ついに恐れていた事態が現実になる。夫の身体が不気味に変態し始めたのだ。妻は夫を献身的に介護するが、謎の奇病は加速度的に悪化してゆく。やがて予測さえし得なかった衝撃的な恐怖が夫婦に襲いかかる・・・。

『へんげ』
監督・脚本・編集:大畑創 出演:森田亜紀、相澤一成、信國輝彦 
配給:キングレコード 宣伝:ブラウニー (c)2012 OMNI PRODUCTION
公式HP http://hen-ge.com/
2012年3月10日(土)よりシアターN渋谷にてロードショー!

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