暴走!ロケ地めぐり『いま、会いにゆきます』


imaai03
夜どおしレンタカーで走って、取材班が向かったのは、映画『いま、会いにゆきます』のロケ地巡り。

映画の中で見た、いつか行ってみたい場所は誰にでもあるだろう。
「いつか」を「いま」に変えるだけで出逢える景色はある。だから、ロケ地めぐりをする。

原作は市川拓司のベストセラー小説であり、2004年に映画化され大ヒット。澪(竹内結子)は、巧(中村獅童)と祐司(武井証)を残し、この世を去ってしまう。雨の季節になったら戻ってくることを約束して――。
という切なくも温かい物語。本作での共演がきっかけで、竹内結子と中村獅童が結婚した時は「いま会い婚」などと騒がれておりました。が、その後のお二人については・・・省略します。大人って色々ですね。

さぁ、いざ長野へ。
imaai01
まず到着したのは、秋穂家の近くにあるという設定の湖。作品の冒頭で、松尾スズキ演じるケーキ屋さんが、バイクで祐司にケーキを届けるシーンでも登場しますね。こちら、長野県上諏訪にある『蓼の海』という湖でして、到着したAM7時には、沢山のおじちゃんたちが釣りを楽しんでおりました。どうやら、日本一釣りにくい湖との事です。釣りに詳しくないので、よくわかりません。

ぶっちゃけ、取材に行ったのが11月でして(笑)さすがに紅葉真っ盛りでして。ある意味やっぱりですね。はい、少し残念ですが面影がなんとなーく伝わればいいんです。 さてさて、気を取り直して次のロケ地に向かいます。あ、長野らしい物を食べ忘れた!

長野県『蓼の海』からひたすら下りまして、山梨県北杜市に向かいます。目的地は、小海線『甲斐大泉』駅から2キロほどの場所。ちなみに、2つ隣の『野辺山駅』の標高は1345.67m。JR全線の中で最標高駅とのこと。要は、この辺は「高いぜ!寒いぜ!」が伝わればいいです、はい。リゾート地である八ヶ岳だけあって、目に入る紅葉もこれまた素晴らしいです。雨ですけどね(笑)あ、雨の季節の映画なのでこれでいいんだぞ!

坂道をくねくね走っていると、「あっ!」
ありました!『森のトンネル!』
道路のわき道にポツンとあるので、見落とし注意です。
imaai02
3人が手を繋いで、森のトンネルに入って行くんですよねー。そうそう。

澪といえば、赤い傘!だから、編集長も赤い傘!
いま、入ってゆきます。

そして、その後……
編集長は戻ってこなかった。

とか、そんな訳ないとか。想像は自由です、フリーダム!

さてさて、ラストの場所に向かいます。
「えーーー!」という心の叫び、ありがとうございます。安心してください、ちゃんと届いていますよ。

こちらも同じく山梨県北杜市なので、森のトンネルより車で20分程度。尾白の森名水公園『べるが』に到着。
森ーーー!
imaai04
物語でよく登場する「森」です。巧が澪に昔の思い出を語るシーンなどですね。

ここの撮影ポイントは、見るかぎり似たような景色が続くので、それっぽい場所がたっくさんあります。なので、それっぽい場所でそれっぽく撮りました。まさにそれっぽい写真ですね、はい。

以上を持ちまして、ロケ地巡り終了です。

えっ!?『いま会い』と言えば、やっぱりヒマワリ畑でしょ!

素晴らしいハナマル回答!そうですよねー。同感です。でも……さすがに咲いてないんですよ。
あの場所は、山梨県北杜市明野にあるヒマワリ畑。向日葵(ヒマワリ)の字のごとく、お日様に向かって懸命に咲いている姿が一面に広がっております。一度は訪れていただきたい、絶景のスポットですのでぜひ。

【2016年8月13日 追記】
imaai2016
沢山のアンコールに、勝手にお応えしまして・・・

『北杜市明野サンフラワーフェス』に行ってまいりました。何度見ても圧巻です。
日照時間日本一の場所と言われておりますので、しっかりと日焼け止め対策をすることをオススメします。出口がわかりにくいヒマワリの迷路もあるので、ぜひ迷ってください。

今だけの景色に、会いに行ってみてはいかがでしょうか。

取材・文:南野こずえ、スチール撮影:松井和幸

記事が気に入ったらいいね !
最新情報をお届け!

最新情報をTwitter で