中島 央監督がアップルストア銀座を再びジャック!


HIROSHI_NAKAJIMA待望の最新作『シークレット・チルドレン』(FOX・NTTぷらら・アイキャスト3社製作による「アメリカ映画共同製作プロジェクト」)の公開を控えた、中島 央監督がアップルストア銀座で凱旋講演!

前回、同会場にて行った【映画監督・中島 央の映画術”編集”によって映画は作られる】では、MacやFinal Cut Proを使ってどのように映画が作られたのか、主に編集の観点から実演を交えて解説し、大反響となった。今回は、【映画とは何か?-ジャスト100%の映画表現を求めて~編集・音響・音楽制作の映画術】と題し、映画製作の最も要である部分、ポスト・プロダクション(編集・音響効果・音楽)制作をフィーチャーした内容。実際の映画がどのようにして作られるのか?を徹底検証した、映画ファンの方からエンタメ全般に興味がある方まで幅広く多くの方が楽しめる講演となっている。来春公開予定の新作『シークレット・チルドレン』のココでしか聞けない秘話も!

喋り出したら止まらない!ぜひ、アツい暴走トークをお楽しみください(笑)

『映画とは何か?-ジャスト100%の映画表現を求めて~編集・音響・音楽制作の映画術』
日時:12月1日(日)16:00~17:00 会場:アップルストア銀座 3Fシアター※入場無料

イベントをより楽しむためのプロローグとして、中島 央監督からの独占コメント!!!

この度、再びアップルストア銀座で講演させて頂く事を非常に光栄に感じています。そして今回のタイミングは、ちょうど『シークレット・チルドレン』を完成し終えたばかりなので、今作を制作中に僕自身が強く感じた、<ジャスト100%の映画表現>とは何か?という問いに対する答えを提示する内容になります。映画制作に関心のある方はもちろんですが、エンタメ全般に興味ある方まで幅広く多くの方が楽しめる、楽しい講演にしたいと思っています。

では、ここで僕が言う<ジャスト100%の映画表現>とは一体、何の事なのでしょうか?

普段、僕達が映画を見る時、ストーリーやその映像のダイナミックさに魅了され、2時間はあっという間に過ぎてしまいます。そして、こう思うはずです。「ああ、とても素晴らしい映画を見た。なぜなら、ストーリーが面白かったから…。映像がドラマチックだった。俳優の演技がいつまでも忘れられない…。」僕達の記憶に残ってるもの-それらは全て、映画表現の中の<視覚的に刺激を与え、視覚に訴える要因>です。

では、視覚的な要素(美しい映像・俳優の圧巻たる演技)さえ揃っていれば、簡単に良い映画は作れるのか?-その答えは「NO」でしょう。それでは単に映像を寄せ集めたものであり、それはとうてい「映画」とは呼べない代物になってしまうし、そこには<映画でしか表現できないエモーション>の存在は皆無と思われます。

僕自身、『シークレット・チルドレン』を編集している時、僕が脚本を書いた時のような、あの強い感動は映画表現としてしっかり作れているのか?…と考え続けていました。そして、僕にとって映画表現とは、そもそも一体、何なのか?…と自問しながら、映画を完成させていく中で、一つの結論にいたりました。

それは-映画表現の究極とは、視覚的情報を発信するだけでなく(これは映画を見ている僕達自身よく勘違いするものなのですが)人間の五感をフルに刺激し続けるものである、という事なのです。ですので、映像/視覚要素だけで、もし100%の映画表現になっていないのであれば、映画表現として成立させるために、さらなる要素を付け足していけなくてはいけません。また付け足しすぎても、100%を超えてしまったら、TOO MUCHな表現になり、映画的にとても稚拙で幼稚なものになってしまいます。その絶妙なバランスを追い求める過程こそ、異常なほどの繊細さと正確さが要求されるプロセスであり、同時にフィルムメイキングにおいて最もエキサイティングな瞬間でもあるのです。

そして、この答えは…<ちょうど100%の映画表現>を成立させるための過程を、今回の講演内で実際に映像を使い検証し、明らかにしていきたいと思っていますので、大きな期待を持って、会場に遊びに来てくださいね!皆様にアップルストア銀座でお会いできるのを楽しみにしています!

映画監督・中島 央

中島 央監督講演@アップルストア銀座
『映画とは何か?-ジャスト100%の映画表現を求めて~編集・音響・音楽制作の映画術』
日時:12月1日(日)16:00~17:00
会場:アップルストア銀座 3Fシアター※入場無料

『シークレット・チルドレン』sc001
【ストーリー】舞台は近未来の”X”国。この国において、36年前に「シークレット・チルドレン」と呼ばれる3万人のクローンが、人間の手によって作り出された。その後、この国では人間とクローンが共存していた。しかし、1年前の政権交代で大統領の座についた独裁者が「クローン廃絶運動」を政策として掲げて以来、人間たちからクローンたちへの執拗な迫害・廃絶が始まる。絶滅の危機に瀕したクローン達は、それぞれの想いを抱え、生き残りの道を模索し始める…。

監督・脚本・プロデューサー:中島 央
キャスト:オーガスト・コリエル、ジェイミー・ベルナデッテ、アリ・デ・ソーサ
製作:FOXインターナショナルチャンネルズ(株)、(株)NTTぷらら、(株)アイキャスト
2014年春劇場公開予定  ©2013 Fox International Channels Japan/Hikari TV All Rights Reserved
公式サイト:http://thesecretchildren.com/
公式FACEBOOKページ: https://www.facebook.com/thesecretchildren.movie
公式TWITTER: https://twitter.com/tsc_movie
中島 央公式サイト:http://superfilmmaker.net/

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