『アメイジング グレイス~儚き男たちへの詩~』
-「少年」から「大人」へ-
道を踏み外した不良少年たちの“不器用な絆”の物語
【ストーリー】
200X年、東京―。片桐蓮は東京タワーの大展望台で一人、過去の記憶を蘇らせていた。
目を閉じると今でもそこには遥かなる追憶が息をしているようだった……。
舞台は1997年。関東地方の小さな田舎町に育った五人の若者がいた。彼らはこの町に古くから続く暴走族「城南一家」の二十六代目のメンバー。世間からは「不良」そう呼ばれていた。
しかし、何よりも強い絆で結ばれていた十八歳の少年達。
「今」が全て、持て余す力、そして抱えきれない心の十字架を振り回す彼らの生き方は最高の輝きを放っていた。
ある日、一人の仲間の死をきっかけに、少年たちはそれぞれの道を選び、大人になることを迫られてゆく。片桐蓮(窪塚俊介) は地元でヤクザとなり、それに対峙するように親友の宮城大成(宮田大三) は地元を捨て新宿歌舞伎町の夜に飛び込んだ。やがて敵対していく二人の運命を、大成の母・小百合(美保純) と幼馴染のシズク(神田沙也加) は、手の届かなくなった場所から見守っていくしかなかった……。
残された者たちの想い、そして祈りの歌声は、果たして裏社会に染まった二人の魂に届くのか—。
神田沙也加が儚き男たちに捧げる愛の讃美歌『Amazing Grace』
前半の暴走族シーンでは150台を超えるリアルな暴走族が登場。後半の歌舞伎町シーンでは、深夜の歌舞伎町ど真ん中での型破りなロケを敢行。主人公を若手実力派俳優・窪塚俊介が熱演。運命のライバル役に新鋭の宮田大三が抜擢。ヒロインを演じる神田沙也加は劇中で讃美歌『Amazing Grace』を優美に歌いあげ、これが自身初の映画主題歌となった。
作品情報 | 『アメイジング グレイス~儚き男たちへの詩~』 |
公開情報 | 2011年 8月13日(土)シネマート六本木にてロードショー 全国順次公開 |
監督 | 川野浩司 (原作・脚本:白川 蓮) |
キャスト | 窪塚俊介 宮田大三 神田沙也加 鎌苅健太 美保純 |
製作+制作プロダクション:レオーネ 配給:グアパ・グアポ | |
公式HP | http://www.leone.co.jp/amazing-grace/ |
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